Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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付録C イベントを集約して監視する場合の定義例 | > C.1 メッセージ変換の定義例 |
以下のように変換する場合の定義例を説明します。
Event Designerの[メッセージ変換定義メンテナンス]シートを使用して、変換前のイベントを特定する条件、抽出する文字列を特定するためのキーワード、抽出した文字列を示すマクロ名、および変換後のメッセージを定義します。
抽出する文字列が複数ある場合は、キーワードとマクロ名をセットで複数定義します。定義できるキーワードは10個までです。
設定例を以下に示します。
[メッセージ変換定義メンテナンス]の項目 |
設定する内容 |
説明 |
[ホスト名の特定] |
(任意) |
ある特定のホストから発生したメッセージだけを定義する場合は、下位コンピュータのホスト名を設定します。複数の下位コンピュータから発生するメッセージをまとめて定義する場合は、[特定しない]または、[全ての他システム]を選択します。 |
[メッセージの特定] |
The job net has abnormal ended. |
発生イベントのメッセージを設定します。メッセージ文字列すべてを設定する必要はありません。特殊な単語、特殊な文型があれば、それらを正規表現を用いて設定することもできます。(注1) |
[変換方法] |
[KEY:キーワード抽出] |
キーワードを使用して抽出した文字列を、出力するメッセージに埋め込む場合は[KEY:キーワード抽出]を選択します。 |
[キーワード] |
JobNetComment= |
抽出する文字列の前にある文字列をキーワードとして指定します。 |
[マクロ名] |
%KEY0 |
抽出される文字列に割り当てるマクロ名を指定します。使用できるマクロは、%KEY0〜%KEY9です。 |
[キーワード] |
Code= |
抽出する文字列の前にある文字列をキーワードとして指定します。 |
[マクロ名] |
%KEY1 |
抽出される文字列に割り当てるマクロ名を指定します。使用できるマクロは、%KEY0〜%KEY9です。 |
[変換定義] |
業務が異常終了しました。業務名=%KEY0 終了コード=%KEY1 |
変換後のメッセージを設定します。抽出した文字列を埋め込む位置には、マクロ名を記述します。 |
メッセージ内に同一のキーワードが複数あり、特定の位置のキーワード文字列を抽出する場合、キーワードとマクロ名は以下のように設定します。
例)発生メッセージから、2番目の“ErrCode=”の値を抽出する場合
発生メッセージ:
“The job net has abnormal ended. Aplication ErrCode=1, System ErrCode=2, Detail ErrCode=3”
キーワードとマクロの設定例:
項目 |
設定する内容 |
[キーワード] |
ErrCode= |
[マクロ名] |
指定なし |
[キーワード] |
ErrCode= |
[マクロ名] |
%KEY0 |
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