Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第8章 セキュリティを強化して運用する> 8.5 インターネットサーバを監視する

8.5.3 WWWサーバのセキュリティ監視の設定【UNIX】

WWWサーバのセキュリティ監視を行うために、以下に示す環境および設定を確認してください。

■監視を行うための環境設定

監視対象とするWWWサーバのポート番号の初期値は80です。このため、ポート番号が80以外で運用しているWWWサーバを監視する場合、以下のインターネットサーバ管理の環境設定ファイルで、監視対象とするWWWサーバのポート番号(HTTPPORT)の値を変更する必要があります。その他のパラメタは変更しないでください。ポート番号を設定した後、インターネットサーバ管理エージェントを再起動してください。なお、環境設定ファイルの編集は、スーパーユーザで行ってください。

設定例を以下に示します。

監視対象とするWWWサーバの設定ファイルは自動検出されますが、次の場合、自動検出を行えない場合があります。

設定ファイルを自動検出できない場合、インターネットサーバ管理の環境設定ファイルで、監視対象とするWWWサーバの設定ファイル名(CONFFILE)をフルパスで設定する必要があります。その他のパラメタは変更しないでください。

設定後、インターネットサーバ管理エージェントを再起動してください。

なお、環境設定ファイルの編集は、スーパーユーザで行ってください。

注) 複数のWWWサーバが動作しているコンピュータ上でWWWサーバを監視する場合は、 必ず、HTTPPORTで指定したポート番号を使用するWWWサーバの設定ファイルを CONFFILEに指定してください。

設定例を以下に示します。

■WWWサーバの設定の確認

WWWサーバを監視対象とする場合、WWWサーバの設定ファイルで定義したログファイル形式、およびログ設定内容について確認してください。正しく設定されていない場合、WWWサーバの監視が行われません。正しく設定したあと、監視対象のWWWサーバの再起動を行い、その後、インターネットサーバ管理エージェントを再起動してください。

確認する内容を以下に示します。

上記の“対象ファイル”は、各WWWサーバを初期値のインストール先にインストールしたときのものです。

■インターネットサーバ管理エージェントの再起動

コンソールから以下のように行います(スーパーユーザで行ってください)。

  1. インターネットサーバ管理エージェントを停止します。

    /opt/systemwalker/bin/mpisastop

  2. インターネットサーバ管理エージェントを起動します。

    /opt/systemwalker/bin/mpisastart


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