Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
目次
索引
![]() ![]() |
第6章 ネットワーク/システムを監視する | > 6.3 ネットワーク/システムの性能を監視する |
監視対象ノードに対してMIBを採取し、リアルタイムにグラフ表示することができます。採取したいデータが複数ある場合は、まとめて同時に採取しグラフ表示することも可能です。このMIBの採取結果をログファイルに保存し、過去のデータをグラフ表示できるため、性能情報を見落とす心配はありません。
MIBデータは、性能上の基礎的なデータとして、ゲートウェイやルータなどの、ネットワーク機器の通信トラフィックを監視し、通信トラフィック量の多いノードの負荷分散を図るなど、システム構築のプランニング、ネットワークの性能見積もりに利用します。
指定したノードに対して、MIBを取得します。
→[MIB取得]ウィンドウが表示されます。
詳細については、“任意のMIBを表示する”を参照してください。
MIB操作で採取したMIBデータを、リアルタイムにグラフ化して表示することができます。MIB操作で収集したMIBデータは、ログファイルに保存しておくことができ、CSV形式でのファイル出力も可能です。時間間隔を指定して繰り返し収集することもできます。
運用管理クライアントから直接、対象となるノードに対してMIB情報を取得するため、運用管理クライアントから対象ノードのMIBが取得できるように設定しておく必要があります。設定については、ネットワーク機器の場合は、ネットワーク機器のマニュアルを参照し、それ以外の場合は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。
→[ファイル]ダイアログボックスが表示されます。
→[MIB情報表示]ウィンドウが表示されます。
→[ファイル]ダイアログボックスが表示されます。
→[MIB情報表示]ウィンドウが表示されます。
監視対象ノードのSNMPエージェントが起動していないまたは、実装されていないMIBインスタンスを監視した場合、MIB監視ログには“値なし”として情報が記録されます。このようなMIB監視ログの表示を行った場合、“表示可能なデータが存在しません。”というメッセージボックスが表示されます。
CSV形式に変換されたMIBデータをOCMM(OCM Manager)機能を利用してグラフ表示することができます。
以下に手順を示します。
CSVに変換する方法は、“MIBログファイルをCSV形式に変換する”を参照してください。
Exec1.CSVセクションの *1キーを2.で変換したCSVファイル名に修正します。
"Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker\mpreport\OCMM2.exe" /ini="Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpnetmgr\emp\mpnmocmm.ini" |
MIBを拡張することによって、MIB操作で標準提供されていないMIBを扱うことが可能となります。MIB拡張機能を使用して、簡単にMIBの拡張ができます。また、拡張したMIBを削除することもできます。拡張MIBの中から、ネットワークの構成管理・性能管理・障害管理に特に有効な管理項目を監視・解析することにより、ネットワークの構成を把握したり、キャパシティプランニングに役立てたり、異常の兆候をとらえて事前に回避させたりすることができます。
運用管理サーバ上でMIBを拡張すると、ポリシーを配付することにより、すべての部門管理サーバ上のMIBを拡張することができます。
詳細については、“ベンダ固有のMIBを追加する”を参照してください。
一般的な運用方法としては、性能上の基礎的なデータとして、ゲートウェイやルータなどネットワーク機器の通信トラフィックを監視し、通信トラフィック量の多いノードの負荷分散を図るなど、システム構築のプランニングに利用します。
目次
索引
![]() ![]() |