Netcompo アプリケーション会話サービス 2.1.1 LU0会話サービス編 - Solaris OE - |
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本章では、LU0会話サービスの運用について説明します。
LU0会話サービスの起動は、strlu0コマンドを実行します。LU0会話サービスがインストールされているシステムでは、システムの起動時に自動的に実行されます。
LU0会話サービスの起動
/opt/FSUNnet/bin/strlu0
LU0会話サービスの停止は、stplu0コマンドを実行します。LU0会話サービスがインストールされているシステムでは、システムの停止時に自動的に実行されます。
LU0会話サービスの停止
/opt/FSUNnet/bin/stplu0
トレースは、LU0会話サービスの内部状態やデータの内容を採取する保守用の機能であり、LU0会話サービスが誤動作した場合や異常なシーケンスが発生した場合に、富士通技術員(SE)が原因を調査するために資料として用いるものです。
trclu0コマンドを実行すると、メモリに蓄積しているトレースデータを/var/opt/FSUNnet/lu0api/lu0.traceに格納します。
LU0会話サービスのトレースの出力
/opt/FSUNnet/bin/trclu0 [-c] [-x] [LU名]
オプションを省略した場合、すべてのLUの詳細情報とマクロシーケンスを出力します。
LU0会話サービスがシステムエラーまたは誤動作による異常を検出すると、内部情報を/var/opt/FSUNnet/lu0api/lu0.panicに格納します。
この場合、LU0会話サービスは、他のセションに影響を与えることなく処理を続行します。
lu0.panic生成要因の多くは、通信中にアプリケーションプログラムが終了したときや、非同期マクロ命令実行中にアプリケーションがlu0closeマクロ命令を発行したときに生成されます。この場合、アプリケーションプログラムを見直してください。
LU0会話サービスに関するトラブルが発生して、富士通技術員(SE)に調査を依頼する場合、Netcompo FNA-BASEが提供するgetovcpコマンドで資料採取してください。getovcpコマンドは"トレース"と"パニック"の情報も採取します。
getovcpコマンドの詳細については、"ネットワーク機能使用手引書 メインフレーム接続編"を参照してください。
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