Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド |
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第1章 概要 |
バッチ実行基盤とは、複数のアプリケーションを動作させて、安定的にバッチ業務を行うための実行基盤です。バッチ業務を運用するためには、業務の処理の順番などを定義したジョブの定義と業務の処理をするアプリケーションを作成する必要があります。
バッチ実行基盤を使って業務を構築するためのジョブの定義とアプリケーションの作成方法について説明します。
ジョブは、“バッチジョブ定義”とバッチジョブ定義から呼び出される個々のアプリケーションで構成されます。ジョブ内の個々のアプリケーションの実行単位を“ジョブステップ”と呼びます。バッチ実行基盤は、バッチジョブ定義に記載されたジョブステップの実行条件やアプリケーションが実行するために必要な資源などの情報にしたがい、一連の処理の流れとして実行制御を行います。
以下に、バッチジョブ定義とアプリケーションの概要を示します。
Apworksのプラグインである“バッチジョブ定義エディタ”でバッチジョブ定義を作成すると、“バッチジョブ定義ファイル”がWindows(R)の開発環境に生成されます。このバッチジョブ定義ファイルを“バッチジョブ定義データベース”に登録すると、バッチ実行基盤でジョブとして実行できます。
バッチアプリケーションは、ワークユニットに配備します。バッチアプリケーションを配備し実行するワークユニットを、“バッチワークユニット”と呼びます。
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- Apworksについては、Interstage Apworksのマニュアルを参照してください。
- バッチワークユニットについては、“Interstage Job Workload Server 解説書”の“システム構成”を参照してください。
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