Interstage Job Workload Server 運用ガイド
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第2章 通常運用> 2.1 バッチシステムの運用> 2.1.4 ジョブの実行環境単位の運用停止

2.1.4.1 ジョブキューを実行禁止状態にする

運用を停止するジョブの実行環境へのジョブの投入を停止したあとに、対象ジョブキュー内の実行待ちおよび保留のジョブがなくなった時点で、ジョブキューを実行禁止状態にします。
ジョブキューを実行禁止状態にすると、以降で投入されたジョブはすべて実行待ちとなり、実行されなくなります。

ジョブキューを実行禁止状態にするには、以下の手順で行います。

■実行待ちジョブ数の確認

対象ジョブキュー内の実行待ちのジョブがなくなったことを確認するために、ジョブキュー情報を表示します。
ジョブキュー情報を表示する、btfwqinfoコマンドの形式を以下に示します。

btfwqinfo -l ジョブキュー名


btfwqinfoコマンドの詳細については、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

ジョブキュー情報の表示例を、以下に示します。

Jobqueue Name = que001(default)
Jobqueue State = active
[Number of Jobs]
  Exec = 0
  Wait = 0
  Hold = 0
[Max Job]
  Definition = 1000
  System     = 99999
[Multiplicity]
  Current    = 20
  Definition = 20
  System     = 20
[Time Limit]
  Definition = 600
[Initiator]
  Name = que001(active)

対象のジョブキュー情報から、"[Number of Jobs]"の"Wait"の数(実行待ちのジョブの数)が0になっていることを確認してください。

■ジョブキューを実行禁止状態にする

ジョブキューを実行禁止状態にする、btfwinactqコマンドの形式を以下に示します。

btfwinactq ジョブキュー名



btfwinactqコマンドの詳細については、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

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