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第5部 保守編 > 第21章 資料採取 > 21.2 資料採取方法

21.2.3 管理ツールのデバッグモードでの起動

 管理ツールをデバッグモードで起動することができます。このモードは情報収集のためのモードなので通常の運用では使用しないでください。

 また、このモードで起動する場合は、技術員の指示があった場合のみ行ってください。起動は以下の手順にしたがって行います。

 デバッグモードで再起動した後、トラブルが発生したときの手順にしたがって操作し、トラブルが再現したときに出力されるコンソールメッセージを技術員に連絡してください。

  1. 管理ツールエージェントの停止

     現在動作している管理ツールエージェントを停止します。

  2. 情報採取のための準備

     管理ツールクライアントで以下のオプション値の変更を行い、設定完了後、管理ツールを終了します。

  3. デバッグモードの管理ツールエージェント起動

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     「管理ツールエージェントインストールディレクトリ\bin」配下にある管理ツールエージェントのデバック用起動コマンド(cometdd.bat)を実行します。コマンドプロンプトのプロパティウインドウを起動し、画面バッファサイズの高さに表示したいログの最大行数を設定します。

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     「管理ツールエージェントインストールディレクトリ/bin」配下にある管理ツールエージェントのデバック用起動コマンド(cometdd)を実行します。

  4. デバッグモードの管理ツール起動

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     「管理ツールインストールディレクトリ\bin」配下にある管理ツールのデバック用起動コマンド(infdirmgrd.bat)を実行します。コマンドプロンプトのプロパティウインドウを起動し、画面バッファサイズの高さに表示したいログの最大行数を設定します。

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     「管理ツールインストールディレクトリ/bin」配下にある管理ツールのデバック用起動コマンド(techMgrd)を実行します。

     以下はデバッグ用コマンドの一覧です。必要に合わせて実行します。

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    機能名

    コマンド名

    管理ツールエージェント

    cometdd.bat

    管理ツールエージェント

    mgmtenv.bat

    管理ツールクライアント

    infdirmgrd.bat

    証明書管理ユーティリティ

    infsdkcert.exe -db

    SSL環境ファイルユーティリティ

    infsdkssl.exe -db

    image

    機能名

    コマンド名

    管理ツールエージェント

    cometdd

    管理ツールエージェント環境設定

    mgmtenvd

    管理ツールクライアント

    techMgrd

    証明書管理ユーティリティ

    infsdkcertd

    SSL環境ファイルユーティリティ

    infsdkssld


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