InfoDirectory使用手引書

4.8.5.2 SSL環境ファイルユーティリティ機能説明

　ここでは、SSL環境ファイルユーティリティで使用するウィンドウ／ダイアログについて説明します。

4.8.5.2.1 [SSL環境ファイルユーティリティ]ウィンドウ

　SSL環境ファイルユーティリティを起動するには、[スタート]メニューから[プログラム] → [InfoDirectory] → [ユーティリティ] → [SSL環境ファイルユーティリティ]を選択してください。[SSL環境ファイルユーティリティ]ウィンドウが表示されます。

　SSL環境ファイルユーティリティを起動するには、"infsdkssl"を実行してください。[SSL環境ファイルユーティリティ]ウィンドウが表示されます。

[図: [SSL環境ファイル編集ユーティリティ]ウィンドウ]

　新規にSSL環境ファイルを作成する場合は、[新規]を選択して[OK]ボタンを押してください。既存のSSL環境ファイルを編集する場合は、[編集]を選択して[OK]ボタンを押してください。ファイルダイアログが表示されます。編集するSSL環境ファイルを選択してください。[SSL環境ファイル編集]ダイアログが表示されます。

[表: [SSL環境ファイル編集ユーティリティ]ウィンドウの項目説明]

項目	概要
新規作成	新規にSSL環境ファイルを作成します。
編集	既存のSSL環境ファイルを編集します。
[OK]ボタン	[新規]の場合、[クライアント側SSL環境ファイル編集]ダイアログを表示します。[編集]の場合、ファイルダイアログが表示されます。
[終了]ボタン	このウィンドウを終了します。
[ヘルプ]ボタン	このウィンドウのヘルプを表示します。

4.8.5.2.2 [クライアント側SSL環境ファイルの編集]ダイアログ

　クライアントで使用するSSL環境ファイルの編集を行います。

[図: [クライアント側SSL環境ファイルの編集]ダイアログ]

[表: [クライアント側SSL環境ファイルの編集]ダイアログの項目説明]

項目	概要
[ユーザ証明書ニックネーム]	使用するユーザ証明書のニックネームを表示します。
[一覧]ボタン	[証明書管理一覧]ウィンドウが表示されます。登録されている証明書の選択ができます。
[SSLバージョン]	使用するSSLのバージョンを選択します。 SSL使用の有無を以下から選択します。 SSLバージョン2のみ使用 SSLバージョン3のみ使用
[証明書検証方法]	証明書の検証方法を選択します。 選択できる検証方法は以下の内容です。 検証を行わない 自局（クライアント）の証明書のみ検証 サーバ証明書検証
[暗号化アルゴリズム]	使用する暗号化アルゴリズムを以下から選択します。複数指定可能です。 　[SSLバージョン2のみを使用]の場合 　　DES-CBC3-MD5,DES-CBC-MD5,EXP-RC2-MD5, 　　RC2-MD5,EXP-RC4-MD5,RC4-MD5 　[SSLバージョン3のみを使用]の場合 　　RSA-3DES-SHA,RSA-DES-SHA,RSA-RC4-MD5, 　　RSA-RC4-SHA,RSA-EXPORT-RC4-MD5, 　　RSA-EXPORT-RC2-MD5,RSA-NULL-MD5,RSA-NULL-SHA
[トークンラベル]	選択したユーザ証明書ニックネームに対応するトークンラベルを指定します。
[ユーザPIN]	選択したユーザ証明書ニックネームに対応するユーザPINを指定します。
[タイマー値]	サーバ／クライアント間の接続処理や、データの送受信で待ち合わせる時間を、秒単位で指定します。1以上の値を指定してください。
[詳細]ボタン	[SSL環境詳細設定]ダイアログが表示されます。
[OK]ボタン	変更した内容を保存してこのダイアログを終了します。
[キャンセル]ボタン	変更した内容を保存せずにこのダイアログを終了します。
[ヘルプ]ボタン	このダイアログのヘルプを表示します。

4.8.5.2.3 [SSL環境詳細設定]ダイアログ

　DSA側のSSL環境の詳細設定を行います。

　[クライアント側SSL環境ファイルの編集]ダイアログで[詳細]ボタンを押してください。[SSL環境詳細設定]ダイアログが表示されます。

[図: [SSL環境詳細設定]ダイアログ]

[表: [SSL環境詳細設定]ダイアログの項目説明]

項目	概要
[セション保持数]	セション保持数を指定します。1以上の値を指定してください。
[証明書キャッシュ]	証明書キャッシュ機能の使用の有無を指定します。
[セション多重数]	セション多重数を指定します。1以上の値を指定してください。
[OK]ボタン	変更した内容を保存してこのダイアログを終了します。
[キャンセル]ボタン	変更した内容を保存せずにこのダイアログを終了します。
[ヘルプ]ボタン	このダイアログのヘルプを表示します。