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第2部 管理ツール編 | > 第4章 機能 | > 4.8 ユーティリティ | > 4.8.2 LDIF-CSV変換ユーティリティ |
本章では、LDIF-CSV変換ユーティリティのコマンド仕様について、説明します。
umldif2csv.bat [-C 文字コード] -i 入力LDIFファイル -o 出力CSVファイル [-r ルールファイル] [-c] |
umldif2csv [-C 文字コード] -i 入力LDIFファイル -o 出力CSVファイル [-r ルールファイル] [-c] |
各オプションの意味は以下のとおりです。
-C :文字コード。ファイルの入出力に使用する文字コードを指定します。
以下のいずれかの値を指定します。省略時はOSのデフォルトコード系が採用されます。
sjis:SJISコード
euc:EUCコード
-i :変換対象のLDIF形式のファイル。
-o :変換後のCSV形式の出力ファイル。本ユーティリティが新たに作成します。
既存の場合は上書きします。
-r :変換に使用するルールファイル。
ルールファイルとは、組織名のディレクトリ形式名(DN(識別名))と一般的な組織名/組織コードをマッピングするための対応表です。たとえば、入力情報ファイル中に記述されているディレクトリ形式名(DN)"ou=AEL,o=FUJITSU,c=jp"を組織名"富士通愛知エンジニアリング"に変換するために利用します。変換する必要がない場合は本オプションを指定する必要はありません。
-c :1エントリ分のエラーを警告扱いとし、それ以降のエントリの変換を続行します。
本オプションを指定しない場合、各エントリの変換処理で、エラーが発生した場合は処理を中断し、変換処理は行われません。
本ユーティリティの復帰コードを以下に示します。
0 : 正常終了
1 : 警告(警告メッセージを出力し処理を継続します。)
2 : 異常終了(エラーメッセージを出力し処理を中断します。)
変換対象エントリ数(CSVファイルサイズ) |
使用メモリ |
---|---|
1000(180KB) |
1000KB |
10000(1800KB) |
20000KB |
30000(5400KB) |
50000KB |
注意事項
上記の値はあくまでも目安です。データ内容等により増減します。
CSVUTY_MAX : 使用できるメモリの上限をメガバイト単位で指定します。
(例) 使用できるメモリを128Mバイトにする場合
CSVUTY_MAX 128
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