Systemwalker OperationMGR 導入手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
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信頼ホストの定義について説明します。
ジョブ実行制御では、ネットワークで接続する他サーバに対してジョブの実行を依頼することができます。信頼ホストの定義では、他サーバから自サーバに対してジョブの実行を依頼された場合に、依頼を受け付けるサーバを指定しておくことができます。これにより意図しないサーバからのネットワークジョブの防止が可能となります。
インストール直後は、どのサーバからのネットワークジョブも受け付ける状態になっています。他サーバからのネットワークジョブの受付を制限する場合は、[信頼ホストの定義]ウィンドウに受付を許可するサーバのホスト名を定義します。ここに定義されないサーバからのネットワークジョブは受付が拒否されます。
さらに、受付を許可したサーバについては、ジョブの投入者がAdministratorsグループに属するユーザまたはスーパ・ユーザである場合にのみ、そのジョブの受付を拒否するようにすることもできます。
なお、Windowsサーバの負荷分散機能により他サーバからジョブが依頼される場合については、信頼ホストとして定義されていなくても、ジョブは実行されます。
[Systemwalker OperationMGR 環境定義]ウィンドウで、[信頼ホスト]ボタンをクリックすると、[信頼ホストの定義]ウィンドウが表示されます。
[信頼ホストの定義]ウィンドウに受付を許可するサーバのホスト名を定義します。
ホスト名は、直接入力する他、以下の手順で選択/編集することもできます。
[ファイル]メニューの[保存]をクリックして、設定内容を保存します。
変更した定義内容は、次回、ジョブ実行制御サービス/デーモンが起動された時に反映されます。
ネットワークジョブを受け付ける対象のホスト名を入力します。編集方法はメモ帳と同様で、[編集]メニューにより“切り取り”、“コピー”、“貼り付け”、“削除”の編集操作ができます。
信頼ホストの入力形式を説明します。
ホスト名 [noroot] |
#trust host list for Network-JOB |
[信頼ホストの定義]ウィンドウでの定義内容は、信頼ホスト定義ファイルに格納されます。信頼ホスト定義ファイルは、viやメモ帳などのエディタによって直接編集することもできます。
信頼ホスト定義ファイルについては、“信頼ホスト定義ファイル”を参照してください。
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