Systemwalker OperationMGR 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003- |
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ジョブとしてバックグラウンドで起動するように記述してある場合、バックグラウンドで実行したプログラムの終了を待たずにジョブは終了します。
ジョブスケジューラによりスケジュールされたジョブを実行する場合、ジョブの実行環境に注意する必要があります。また、環境変数はシステム環境変数のみが有効であり、ユーザ環境変数およびautoexec.batで設定している環境変数は有効となりません。アプリケーションが必要とする環境変数(特にpath)をシステム環境変数([コントロールパネル]の[システム]で設定可能)に追加してください。
PowerCOBOL、VisualBASICなどで作成した印刷アプリケーションが、Systemwalker OperationMGRからジョブとして起動される場合で、かつ、プリントマネージャで設定される“標準で使用するプリンタ”を印刷先のプリンタとして採用している場合には、以下の点に注意してください。なお、印刷先のプリンタを選択する方法が、アプリケーションの印刷処理で使用されている開発言語の関数/命令/ステートメント/APIの仕様に依存している場合も含まれます。
Systemwalker OperationMGRからアプリケーションを起動する場合、当該アプリケーションで使用するネットワークドライブに関する留意点を以下に示します。
ログオフするとネットワークドライブが切断されるため、ネットワークドライブを使用するジョブを運用する間は、ログオン状態のままで運用します。
例えば、ネットワークドライブ“z:”のディレクトリの一覧を表示するジョブがあるとします。このジョブを実行する場合の条件として事前に、“z:”ドライブに対して、コンピュータ名がremote、共有名がshareにネットワーク接続しておきます。この場合、そのジョブのコマンド列におけるUNCパス使用例を以下に示します。
[ドライブzの使用例] cmd.exe /c dir z:\ [UNCパス使用例] cmd.exe /c dir \\remote\share
ネットワーク接続: net use z:\\remote\share ネットワーク切断: net use z:/delete
この場合、このバッチファイルがジョブとして実行している間は、他のジョブやローカルログオンしているユーザが、同じドライブ文字(上記の例では、“z:”ドライブ)を別のネットワークパスに割り当てて使用することはできません。
また、他のジョブやローカルログオンしているユーザがネットワーク接続している場合もこれから起動しようとするジョブで同じドライブ文字を割り当てることもできません。
なお、ネットワーク接続が完了した場合、必ずネットワーク切断してからバッチファイルを終了してください。切断しない場合は、再起動しない限りそのドライブは使用できなくなります。
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