Systemwalker OperationMGR 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003- |
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UNIX版では、ジョブをジョブネットに登録する時に“ディレクトリ”を指定しなかった場合、ジョブネットの実行属性が“旧バージョン互換(旧・標準)”の場合は、ジョブはジョブ登録者のホームディレクトリで実行されます。“ジョブ実行制御”属性の場合は、ジョブはジョブネットを登録したプロジェクトの所有者のホームディレクトリで実行されます。
UNIX版の場合、ジョブが起動する前に環境変数(HOME、SHELL、LOGNAME、USER、MAIL、PWD)がパスワードファイルから設定されます。ディレクトリ名はPWD環境変数に設定されます。HOME環境変数には、ホームディレクトリ名が設定されます。SHELL環境変数に設定される値は、後で説明する“シェル戦略を考える”に従って設定されます。
ジョブスケジューラは、ジョブを起動する前に、以下に示す環境変数に値を設定します。先行ジョブの種類や終了コードなどの違いにより後続ジョブの処理を変えたいような場合には、これらの環境変数の値を利用してください。なお、ネットワークジョブの場合、環境変数は引き継がれません。
接続先のサーバがWindowsの場合は、プロジェクトの所有者のドメイン名が格納されています。ドメイン名が指定されていない場合は、環境変数の値は省略されます。
接続先のサーバがUNIXの場合は、環境変数の値は省略されます。
ジョブネットが登録されているプロジェクト名が格納されています。
ジョブネット名が格納されています。
ジョブの登録情報に、ジョブ実行制御へ渡すジョブ名が登録されている場合は、そのジョブ名が格納されます。ジョブ名が登録されていない場合には、[登録-ジョブ]ウィンドウの“コマンド名”欄に登録された実行ファイルの情報(qsubコマンドのオプションおよび実行ファイルのパラメタを含む)が格納されています。
文字列“BATCH”が格納されています。
さらに、先行ジョブのあるジョブの場合、以下の環境変数に値が設定されます。ただし、先行ジョブが複数ある場合は、そのジョブの起動の契機となったジョブ(先行ジョブのうち、最後に実行したジョブ)の情報が設定されます。
先行ジョブの登録情報に、ジョブ実行制御へ渡すジョブ名が登録されている場合は、そのジョブ名が格納されます。ジョブ名が登録されていない場合には、[登録-ジョブ]ウィンドウの“コマンド名”欄に登録された実行ファイルの情報(qsubコマンドのオプションおよび実行ファイルのパラメタを含む)が格納されています。ただし、先行ジョブが複数ある場合は、そのジョブの起動の契機となったジョブ(先行ジョブのうち、最後に実行が終了したジョブ)の情報が設定されます。
先行ジョブの終了コードが格納されています。
ただし、先行ジョブが複数ある場合は、そのジョブの起動の契機となったジョブ(先行ジョブのうち、最後に実行が終了したジョブ)の情報が設定されます。
複数のサブシステムが動作する環境において、サブシステム番号が格納されています。
なお、ジョブネットの実行属性が“ジョブ実行制御”の場合で、ジョブの実行を他ホストへ依頼する場合(ネットワークジョブの場合)および、ジョブネットの実行属性が“PowerAIM”の場合は、環境変数は設定されません。
ジョブ実行制御は、ジョブを起動する前に、以下に示す環境変数に値を設定します。先行ジョブの種類や終了コードなどの違いにより後続ジョブの処理を変更したいような場合には、これらの環境変数の値を利用してください。
クライアントホスト名が格納されます。[ジョブ情報編集/投入]ダイアログボックス/ウィンドウまたは、[ジョブ選択/投入]ウィンドウから投入された場合に設定されます。
ジョブ所有者名が格納されています。
ジョブコメントが格納されています。
実行ホスト名が格納されています。
ジョブ番号が格納されています。
ジョブ名が格納されています。
キュー名が格納されています。
ジョブ投入ディレクトリ名が格納されています。
複数のサブシステムが動作する環境において、サブシステム番号が格納されています。
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