Systemwalker OperationMGR 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003- |
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ここでは、ジョブネットの操作とそれにともなうジョブネットの動作について説明します。ジョブネットに対して、以下の操作ができます。
実行中のジョブネットを強制的に終了させます。
ジョブネットを即、起動します。ジョブネットは先頭から起動されます。
起動の操作を行っても、メッセージ事象の発生状況はクリアされません。詳細は、“メッセージ事象とジョブネットの動作”を参照してください。
ジョブネットを再起動します。基本的には異常終了したジョブから実行は開始されますが、再起動ポイントなどの設定によってどのジョブから実行させるかを指定することができます。詳細は、“ジョブネットの再起動について”を参照してください。
ジョブネットを停止状態にします。停止したジョブネットは、実行を一時停止され、起動条件が満たされても実行されません。また、ジョブネットがグループに属している場合、グループは実行中の状態になります。
停止中のジョブネットを停止解除します。停止解除したとき、ジョブネットは以下の動作します。
ジョブネットを無効状態にします。無効状態になったジョブネットは、起動時刻が到来した時点で疑似的に正常終了したとみなされ、スキップされます。ジョブネットが停止中で、停止中に起動条件が整った場合、無効にすると無効にした時点でジョブネットは疑似的に正常終了したとみなされスキップされます。
ジョブネットがグループに属している場合、無効状態にした後続のジョブネットは、無効のジョブネットがスキップされた時点で実行されます。
無効状態のジョブネットを無効解除します。ジョブネットの起動時刻が到来した後で、無効状態を解除した場合は、ジョブネットは正常終了となります。ジョブネットはすでにスキップされており、手動で起動しないかぎり起動されません。
無効解除したとき、ジョブネットは以下のように動作します。
前回に異常終了([強制終了を確認操作の対象とする]を有効にしている場合は、強制終了も含みます)したジョブネットを確認済の状態にします。確認操作は、[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[利用機能1]シートの[スケジュールオプション]で、[ジョブネットの確認操作を有効とする]を指定している場合に、有効になります。[ジョブネットの確認操作を有効とする]が指定されている場合、ジョブネットが異常終了の状態のままでは、次回の起動条件が満たされてもジョブネットは実行されません。異常終了したジョブネットに対して“確認”操作を行うと、次回の起動条件が満たされた時にジョブネットが実行されます。
なお、強制終了したジョブネットに対して確認操作を有効にするためには、[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[利用機能1]シートの[スケジュールオプション]で[ジョブネットの確認操作を有効とする]に加えて[強制終了を確認操作の対象とする]も指定してください。
ジョブネットを再起動する場合、実行を開始させるジョブを次のように選ぶことができます。
異常終了したジョブより前のジョブ、または別系統(異常終了したジョブと先行/後続関係のない)ジョブに再起動ポイントが設定されている場合は、再起動ポイントの設定を解除してから、ジョブネットを再起動してください。
再起動ポイントを異常終了したジョブより前の任意のジョブに設定して、ジョブネットを再起動してください。
異常終了したジョブに[監視−ジョブ]ウィンドウ−[制御情報]シートの[次の再起動のみ無効]オプションを設定して、ジョブネットを再起動してください。
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