Systemwalker OperationMGR 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003-
目次 索引 前ページ次ページ

上へ第13章 運用に合わせて変更する

13.6 スケジュールサーバシステムダウン時に業務を継続する

スケジュールサーバのシステムダウン時にネットワークジョブの実行を継続するかどうかは、実行継続モード切り替えコマンド(jmmodeコマンド)を使って定義します。実行継続モード切り替えコマンド(jmmodeコマンド)を定義する方法について説明します。

■操作手順

  1. サービスの停止【Windows】/デーモンの停止【UNIX】
  2. 以下のサービス/デーモンを停止します。

  3. 実行継続モード切り替えコマンド(jmmodeコマンド)の実行
  4. continueオペランドを指定したjmmodeコマンドを実行して、ネットワークジョブの実行継続モードを有効にします。jmmodeコマンドの詳細については、“Systemwalker OperationMGR リファレンスマニュアル”の“共通コマンド”を参照してください。

  5. サービスの起動【Windows】/デーモンの起動【UNIX】
  6. 以下のサービス/デーモンを起動します。

image

image
ネットワークジョブの実行継続モードについて

インストール時には、スケジュールサーバがシステムダウンした時に、ネットワークジョブが強制終了されるモードに設定されています。この場合、システムダウン後のスケジュールサーバ再起動時に、ジョブは“実行を中断した”(終了コード=239)として扱われます。

image
スケジュール情報ファイルの二重化について

jmmodeコマンドでスケジュール情報ファイルの二重化を指定した場合、通常のスケジュール情報ファイルの他にバックアップファイルの書込みを行うため、性能に大きな影響を与えます。この場合は、スケジュール通りに問題なくジョブネットが起動されるか、十分に性能検証を行ってから運用してください。

image
ポリシーの配付について【Windows】

ネットワークジョブの実行継続モードを有効にしているサーバ環境から抽出したポリシー情報(ジョブスケジューラの起動パラメタ情報)を、実行継続モードを有効にしていないサーバ環境に配付/適用する場合は、ポリシー情報を配付後に、配付先のサーバ上でcontinueオペランドを指定したjmmodeコマンドを実行して、実行継続モードを有効にしてください。

また、逆に、実行継続モードを有効にしていないサーバ環境から抽出したポリシー情報(ジョブスケジューラの起動パラメタ情報)を、実行継続モードを有効にしているサーバ環境に配付/適用する場合は、ポリシー情報を配付後に、配付先のサーバ上でcancelオペランドを指定したjmmodeコマンドを実行して、実行継続モードを無効にしてください。

 


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2003