Systemwalker OperationMGR 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003-
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上へ第6章 ジョブを監視する

6.5 キューを監視する

ジョブに異常が発生したり、投入後の実行が遅延した場合などには、投入先のキューの状態を参照します。[キュー状態表示/操作]ウィンドウには、当該サーバ上の各キューの状態が一覧表示されます。各キューの詳細情報は[キューの詳細情報の表示]ダイアログボックスに表示されます。

 

■操作手順

  1. [キュー状態表示/操作]ウィンドウの表示
  2. [Systemwalker OperationMGR]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[キュー]を選択します。メインウィンドウに[キュー状態表示/操作]ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、当該サーバに登録されたすべてのキューの状態が一覧表示されます。

    [図:[キュー状態表示/操作]ウィンドウ]

    image

    [キュー名]:
    キュー名が表示されます
    [状態]:
    キューの稼動状態(稼働中/停止中)が表示されます
    [多重度]:
    当該キューの多重度(同時に実行可能なジョブ数)が表示されます。
    [実行中]:
    当該キューで実行中のジョブ数が表示されます。
    [実行待ち]:
    当該キューで実行待ちのジョブ数が表示されます。実行保留中のジョブは含みません。
    [キュー種別/分散サーバ]:
    【Windows】

    当該キューが負荷分散キューの場合、分散先であるホスト名、またはホストグループ名が表示されます。当該キューが負荷分散キューでない場合は、“ローカル”と表示されます。

    【UNIX】

    常に、“ローカル”と表示されます。

  3. [キューの詳細情報の表示]ダイアログボックスの表示
  4. [キュー状態表示/操作]ウィンドウで、対象のキューを選択し、[ファイル]メニューから[開く]を選択します。[詳細情報]シートで当該キューの詳細情報、および[ジョブ一覧]シートで投入されたジョブの一覧が参照できます。

    [図:[キューの詳細情報の表示]ダイアログボックス−[詳細情報]シート]

    image

    [キューの名前]:
    キュー名が表示されます。
    [キューの状態]:
    キューの状態が表示されます。
    [デフォルト実行優先順位]:
    キューに定義されているデフォルト実行優先順位が表示されます。
    [デフォルト実行優先度]:
    キューに定義されているデフォルト実行優先度が表示されます。
    [多重度]:
    キューに定義されている多重度(同時実行可能ジョブ数)が表示されます。
    [投入可能ジョブ数]:
    キューに定義されている投入可能ジョブ数が表示されます。
    [経過時間制限値]:
    キューに定義されている経過時間制限値が表示されます。
    [実行中ジョブ数]:
    実行中状態のジョブ数が表示されます。
    [実行保留中ジョブ数]:
    実行保留中状態のジョブ数が表示されます。
    [実行待ちジョブ数]:
    実行待ち状態のジョブ数が表示されます。
    [全ジョブ数]:
    キューに存在するすべてのジョブ数が表示されます。

    [図:[キューの詳細情報の表示]ダイアログボックス−[ジョブ一覧]シート]

    image

    [ジョブ名]:
    ジョブ名が表示されます。
    [ジョブ番号]:
    ジョブ番号が表示されます。
    [実行優先順位]:
    実行優先順位が表示されます。

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サーバでの監視について

サーバ側からキューを監視する場合は、qstatコマンドを使います。コマンドの詳細は“Systemwalker OperationMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。

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キュー一覧の表示順序を変更する

[キュー状態表示/操作]ウィンドウのキュー一覧の並びは以下の順に変更することができます。いずれも、[表示]メニュー−[キューの整列]の下の各メニューを選択します。


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