Systemwalker OperationMGR リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
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jpattr [separator={yes|no}],comment=コメント,priority=優先度 |
印刷処理に関する属性を指定する制御文です。ここで指定した属性は、JCL内のすべての印刷処理に対して適用されます。
必須オペランドはありませんが、少なくとも1つは指定する必要があります。
jpattr文は、ジョブ出力制御機能を使用しているときだけ指定できます。ジョブ出力制御機能を使用していないときに指定するとJCLエラーとなります。
file文のprtオペランドが指定されている場合に有効なオペランドです。“separator=yes”を指定すると、最初に印刷される出力ファイルの先頭にセパレータが付加されて印刷されます。“separator=no”を指定すると、出力ファイルの印刷時にセパレータは付加されません。
本オペランドを省略した場合は、“separator=no”が指定されたものとみなされます。
以下の条件にともに該当する場合、セパレータは付加されません。
- 印刷先のシステムがWindowsのスプーラを印刷基盤としている
- [ジョブ出力制御]ウィンドウで再出力した出力ファイルである
出力ジョブに付加するコメントを指定します。ここで指定したコメントは、[ジョブ出力制御]ウィンドウに表示されます。コメントは、全角文字の場合は50文字まで、半角英数字の場合は100文字まで指定できます。指定文字数を超えた場合は、超えた分だけ切り捨てられます。
本オペランドを省略した場合はコメントは付加されません。
出力ファイルの印刷時のCPU時間配分について、レベルを数字で指定します。1から最大99まで指定できます。指定した数字が大きいほどCPU時間の配分が多くなり、優先的に印刷されます。
本オペランドを省略した場合は、1が指定されたものとみなされます。
本オペランドは、印刷基盤がSystemwalker PrintMGRの場合に有効です。
20文字までの全角文字、または40文字までの半角英数字を指定します。
ここで指定した文字列のことを“用紙コード”といいます。ここで指定した用紙コードが、直前に印刷処理中だったJCLの用紙コードと異なる場合、ポップアップメッセージが表示されます。ポップアップメッセージの表示場所は、Systemwalker PrintMGRの設定に従います。
本オペランドを省略した場合は用紙コードは付加されません。
本オペランドは、印刷基盤がSystemwalker PrintMGRの場合に有効です。
ポップアップメッセージが表示されたときは、用紙を交換し、Systemwalker PrintMGRを使って印刷を再開させてください。
出力部数を数字で指定します。1から最大999まで指定できます。
本オペランドを省略した場合は出力部数は1となります。
本オペランドは、印刷基盤がSystemwalker PrintMGRの場合に有効です。
“message=yes”を指定すると、印刷が完了したときに以下の形式のメッセージ事象が発生します。
JP_ジョブ名の先頭9文字 |
“message=no”を指定すると、印刷が完了したときにメッセージ事象は発生しません。
本オペランドを省略した場合は、“message=no”が指定されたものとみなされます。
このメッセージ事象を待ち合わせるジョブネットを登録すると、出力ファイルの印刷完了を契機として同じプロジェクト内のジョブネットを起動できます。
jpattr separator=yes,comment=伝票,priority=5, |
記述例のようにjpattr文を記述した場合、JCLは以下のように動作します。
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