Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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目次
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第1章 コマンドリファレンス
1.2 コマンド
[EE/GEE]
1.2.107 mppolcopy(ポリシー同期コマンド)
既に運用管理サーバ二重化運用されている主系側運用管理サーバのポリシー情報を従系側運用管理サーバへ移行します。運用管理サーバ二重化環境が構築されていない場合は、エラー終了します。
■機能説明
本コマンドは、運用管理サーバを二重化運用している環境で、主系側の運用管理サーバのポリシー情報を、従系側の運用管理サーバに退避/復元して、ポリシー情報を同期させます。
■記述形式
mppolcopy |
{-b|-r} 退避先ディレクトリ |
■オプション
- -b:
- ポリシー情報を退避することを指定します。
- -r:
- ポリシー情報を復元することを指定します。
- 退避先ディレクトリ:
- ポリシー情報の退避先ディレクトリを指定します。
- 退避先ディレクトリは、半角英数字で指定します。空白を含むことはできません。
■復帰値
- 0:
- 正常終了
- 0以外:
- 異常終了
■参照
表:運用管理サーバ二重化設定用コマンド
■コマンド格納場所
Solaris OE
Linux |
/opt/systemwalker/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
- システム管理者(スーパ・ユーザ)権限が必要です。
- 運用管理サーバで実行可能です。
■注意事項
- 本コマンドは、Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバ二重化環境だけで使用することができます。
- 本コマンドを実行する前に、退避先ディレクトリとするディレクトリへの書き込みが可能かどうかを必ず確認してください。
- 本コマンドを実行する前に、退避先ディレクトリとするディレクトリに十分な空容量があることを必ず確認してください。
- ネットワークドライブ上にある退避先ディレクトリを指定することはできません。
■使用例1
“/TMP”ディレクトリにポリシー情報を退避します。
mppolcopy -b /TMP
■使用例2
“/TMP”ディレクトリに退避したポリシー情報を復元します。
mppolcopy -r /TMP
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