Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
|
目次
索引

|
第1章 コマンドリファレンス
1.2 コマンド
1.2.40 mpaosment(自動アクションの実行抑止コマンド)
■機能説明
本コマンドは、自動アクションの実行を抑止するアクション種別を指定します。また、自動アクションの実行抑止機能の開始/終了を設定します。
■記述形式
mpaosment |
[-M|-P [アクション種別]|-S] |
■オプション
- 指定なし:
- 自動アクションの実行抑止の状態を表示します。
- -M:
- メッセージ監視アクション以外の自動アクションの実行を抑止します。
- -P [アクション種別]:
- 実行を抑止するアクション種別を個別に指定します。アクションの指定をすべて省略した場合は、すべてのアクションの実行を抑止します。
アクション種別 |
アクション |
m |
メッセージ監視 |
p |
ポケットベル |
l |
メール |
u |
ポップアップ |
a |
音声通知 |
e |
イベントログ出力 |
g |
アプリケーション起動 |
r |
リモートコマンド |
s |
SNMPトラップ |
- -S:
- 自動アクションの実行抑止機能を終了します。
■参照
表:イベント監視用コマンド
■コマンド格納場所
Solaris OE
HP-UX
AIX
Linux |
/opt/FJSVfwaos/usr/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
- システム管理者(スーパ・ユーザ)だけが実行できます。
- 運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバで実行可能です。
- 運用管理クライアント/クライアントでは、イベント監視を選択インストールしたとき実行可能です。
■使用例1
メールと音声通知のアクションの実行を抑止します。
mpaosment -Pla
■使用例2
自動アクションの実行抑止機能を終了します。
mpaosment -S
■実行結果/出力形式
mpaosmentコマンドをオプションなしで起動した場合、自動アクションの実行抑止機能の動作状態を標準出力に表示します。
# /opt/FJSVfwaos/usr/bin/mpaosment
Message: EXEC
Pager: EXEC
Mail: STOP
Pop-up: EXEC
Audio Notification: STOP
NT Event Log Output: EXEC
Program Invocation: EXEC
Remote Command: EXEC
SNMP Trap: EXEC
- Message:
- メッセージ監視アクションの動作状態を表示します。
- EXEC: 実行されています
- STOP: 実行を抑止しています
- Pager:
- ポケットベルアクションの動作状態を表示します。
- EXEC: 実行されています
- STOP: 実行を抑止しています
- Mail:
- メールアクションの動作状態を表示します
- EXEC: 実行されています
- STOP: 実行を抑止しています
- Pop-up:
- ポップアップアクションの動作状態を表示します。
- EXEC: 実行されています
- STOP: 実行を抑止しています
- Audio Notification:
- 音声通知アクションの動作状態を表示します。
- EXEC: 実行されています
- STOP: 実行を抑止しています
- NT Event Log Output:
- イベントログ出力アクションの動作状態を表示します。
- EXEC: 実行されています
- STOP: 実行を抑止しています
- Program Invocation:
- アプリケーション起動アクションの動作状態を表示します。
- EXEC: 実行されています
- STOP: 実行を抑止しています
- Remote Command:
- リモートコマンドアクションの動作状態を表示します。
- EXEC: 実行されています
- STOP: 実行を抑止しています
- SNMP Trap:
- SNMPトラップアクションの動作状態を表示します。
- EXEC: 実行されています
- STOP: 実行を抑止しています
All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2004