Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
|
目次
索引

|
第1章 コマンドリファレンス
1.2 コマンド
1.2.39 mpaosactrev(アクション実行履歴の表示コマンド)
■機能説明
イベント監視の条件定義に設定されているアクションの実行履歴を表示します。
■記述形式
mpaosactrev |
[-vpluaegrs] [-O filename] [-S starttime] [-E endtime] [-W workdir] |
■オプション
- -vpluaegrs:
- 出力する情報を指定します。省略した場合は、すべての情報を出力します。
- v:
- アクションを実行する契機となったイベントの情報
- p:
- ポケットベルアクションの情報
- l:
- メールアクションの情報
- u:
- ポップアップアクションの情報
- a:
- 音声通知アクションの情報
- e:
- イベントログ出力アクションの情報
- g:
- アプリケーション起動アクションの情報
- r:
- リモートコマンドアクションの情報
- s:
- SNMPトラップアクションの情報
- -O filename:
- アクションの実行履歴を出力するファイルを指定します。省略した場合は、標準出力に表示します。
- -S starttime:
- アクションの実行履歴を出力する先頭の時刻を指定します。省略した場合は、保存しているアクションの最も古い実行履歴から表示します。starttimeは、以下の形式の12桁の数字で指定します。
- YYMMDDhhmmss:
- YY: 西暦の下2桁
- MMDD: MM月DD日
- hhmmss: hh時mm分ss秒
- -E endtime:
- アクションの実行履歴を出力する最後の時刻を指定します。省略した場合は、保存しているアクションの最も新しい実行履歴までを表示します。endtimeは、以下の形式の12桁の数字で指定します。
- YYMMDDhhmmss:
- YY: 西暦の下2桁
- MMDD: MM月DD日
- hhmmss: hh時mm分ss秒
- -W workdir:
- アクションの実行履歴を表示するための作業用ディレクトリを指定します。省略した場合は、Systemwalkerがインストールされているディレクトリを作業用ディレクトリとして使用します。
■復帰値
- 0:
- 正常終了
- 0以外:
- 異常終了
■参照
アクション実行履歴ファイル
■コマンド格納場所
Solaris OE
HP-UX
AIX
Linux |
/opt/FJSVfwaos/usr/bin |
Windows NT系 |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin |
■実行に必要な権限/実行環境
- システム管理者(スーパ・ユーザ)だけが実行できます。
- 運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバで実行可能です
- 運用管理クライアント/クライアントでは、イベント監視を選択インストールしたとき実行可能です。
■注意事項
- コマンド実行時にメモリ不足のメッセージが表示された場合は、出力する情報(アクション)を絞り込むか、または、出力する時間を指定してください。
- アクションの実行順序や出力されたアクションの情報により、アクションを実行した時間順にアクションの実行履歴が出力されない場合があります。
■使用例1
アクションの実行履歴を標準出力に表示します。
mpaosactrev
■使用例2
1時から6時までに実行された音声通知アクションの履歴を表示します。
mpaosactrev -va -S 0309300100 -E 0309300600
■実行結果/出力形式
mpaosactrev(アクション実行履歴の表示コマンド)を実行すると、以下のように表示されます。

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2004