Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 - |
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DRMS管理ファイル内のシステム情報、システム修正データ、ユーザ資源および送信と適用状況を検索し出力します。
本コマンドでは、オプションの指定(-mオプション)により、運用管理サーバから部門管理/業務サーバ、または部門管理/業務サーバから部門管理/業務サーバのDRMS管理ファイルを、オンラインで検索し(以降、オンライン検索と呼びます)、リスト出力することができます。したがって、部門管理/業務サーバ側でオフライン配付された資源についても適用状況を知ることができます。
drmslst |
-a sys [-k システム種別] [-l 出力種別] [-m 検索先サーバシステム名] [-s 出力システム名] [-z all|no] [-Y non|mng|nomng|all] [-V] [-G] [-H own|other] [-D ドメイン名] [-d all|diff] |
本オプションが省略された場合、own、serv、wsすべての情報が出力されます。
本オプションが省略された場合、すべてのシステムの情報が出力されます。
本オプションを省略した場合は、すべてのデータの送信状況を出力します。本オプションは複数指定が可能ですが、その場合は各オプションを“,(カンマ)”または1つ以上の空白で区切り、全体を“”(ダブルコーテーション)”で囲んでください。
なお、本オプションでnonと他の出力オプションを複数指定することはできません。
本オプションは-zオプションに"no"を指定した場合に指定します。
本オプションを省略した場合、"all"が指定されたものとみなします。
なお、本オプションに"diff"を指定した場合、-lオプションに"rsc"以外は指定できません。また-kオプションも指定できません。
表:資源配付/インベントリ管理用コマンド(サーバ用)
Solaris OE |
/opt/systemwalker/bin |
あて先システム名を“SERV1”、システム種別を“serv”、出力オプションを“rsc”と指定し、指定したシステム名のシステム情報を出力します。
drmslst -a sys -s SERV1 -k serv -l rsc
1 SERV1 serv node01 tcp/ip keep 1999/05/10 09:21:44 * * 0 1 0 textdata V11L10 1 e10 0 20 10 * 1999/05/11 09:21:44 * * *
あて先システム名を省略(すべてのシステムの情報を出力)、システム種別を“serv”、出力オプションを“rsc”と指定し、システム情報を出力します。
drmslst -a sys -k serv -l rsc
1 SERV serv node01 tcp/ip keep 1999/05/10 10:21:50 * * 0 1 0 textdata V11L10 1 e10 0 20 10 * 1999/05/11 09:21:44 * * *
出力するシステムの種別を“serv”、出力するシステム名を“SERV1”、出力オプションを“rsc”、オンライン検索するサーバのシステム名を“SERV1”と指定し、システム情報を出力します。
drmslst -a sys -k serv -s SERV1 -m SERV1 -l rsc
1 SERV1 serv SERV1 tcp/ip release 1999/05/10 09:21:44 * * 0 1 0 textdata V11L10 1 e10 0 20 10 * 1999/05/11 09:21:44 * * *
検索するシステムの種別を“cl”、出力するシステム名を“CL1”、出力オプションを“rsc”、オンライン検索するサーバのシステム名を“SERV1”と指定し、システム情報を出力します。
drmslst -a sys -k cl -s CL1 -m SERV1 -l rsc
1 CL1 cl 133.162.104.203 tcp/ip * 1999/05/10 09:21:44 * * 0 1 0 textdata V11L10 1 e10 0 20 10 * 1999/05/10 09:21:44 * * *
検索するシステムの種別を“cl”、出力するシステム名を“cl0001”、クライアント資源のダウンロード種別を表示すると指定し、システム情報を出力します。
drmslst -a sys -k cl -s cl0001 -G
1 cl0001 cl 133.162.61.185 tcp/ip keep 1999/05/04 12:34:56 * * 1 1 0 BS1 V11L10 UXPDS 1 1 Y96011 0 30 10 * 1999/05/01 09:31:44 1999/05/01 09:31:44 * * 0
回線接続システム情報をすべて出力します。
drmslst -a sys -l line
3 kobe serv 134.12.4.12 tcp/ip keep 1999/05/01 09:21:33 * 神戸 0 0 0 1 RAS 神戸 mori * 1999/05/01 09:21:33 ras test tokyo serv 134.12.4.11 tcp/ip keep 1999/05/02 14:08:12 * 東京 0 0 0 1 RAS 横浜1 KEL 0123456789 1999/05/15 19:31:22 RAS osaka serv 134.12.4.10 tcp/ip keep 1999/05/01 01:11:11 * 大阪 0 0 0 0
あて先システム名を“FMV04”、システム種別を“serv”、相手側ノード名を“FMV04”、通信種別を“tcp/ip”で名前使用可能のチェックをともなった変更をします。
drmsmdfy -a sys -k serv -s FMV04 -n FMV04 -p tcp/ip -C
初回の差分状況検索ではサーバの送受信・適用状況を全て出力します。
drmslst -a sys -z no -l rsc -m NTSERV -d diff
2 NTSERV serv close tcp/ip * 96:04:10 09:21:44 * 支社1 0 4 0 RMSLEVEL V001 1 * RMS00000 1 30 10 * 2003/06/23 15:09:39 2003/06/23 16:01:09 * * RSC01 * 1 * E001 2 20 10 2003/06/21 16:01:02 2003/06/23 15:09:44 * * * RSC99 * 1 * E001 0 20 10 * 2003/06/23 15:14:18 * * * SYSLEVEL V001 1 * RMS00000 2 20 10 2003/06/21 16:01:02 2003/06/23 16:01:07 * * * CL1 cl CL tcp/ip * 2003/06/23 16:13:58 * 0 3 0 RSC01 * 1 V001 E001 0 30 11 * 2003/06/23 16:14:36 2003/06/23 16:14:41 I/O * RSC99 * 1 * E001 0 30 11 * 2003/06/23 16:14:11 2003/06/23 16:14:17 I/O * SYSLEVEL V001 1 * RMS00000 0 30 11 * 2003/06/23 16:14:36 2003/06/23 16:14:41 * *
上記検索からの差分のみを出力します。
drmslst -a sys -z no -l rsc -m NTSERV -d diff
2 NTSERV serv close tcp/ip * 96:04:10 09:21:44 * 支社1 0 4 0 RMSLEVEL V001 1 * RMS00001 1 30 10 * 2003/06/23 17:12:26 2003/06/23 18:01:47 * * RSC01 * 1 * E002 2 20 10 2003/06/21 16:01:41 2003/06/23 17:12:35 * * * RSC99 * 0 * SYSLEVEL V001 1 * RMS00001 2 20 10 2003/06/21 16:01:41 2003/06/23 18:01:45 * * * CL1 cl CL tcp/ip * 2003/06/23 16:13:58 * 0 3 0 RSC01 * 1 V001 E002 0 20 10 * 2003/06/23 18:14:38 * * * RSC99 * 0 * SYSLEVEL V001 1 * RMS00002 0 20 10 * 2003/06/23 18:14:39 * * *
“図:システム名の定義情報、送信状況の出力形式”にシステム名の定義情報、送信状況の出力形式を、“図:システム名の送受信、適用状況の出力形式”にシステム名の送受信、適用状況の出力形式を、“図:クライアント情報、論理構成名情報の出力形式”にクライアント情報、論理構成名情報の出力形式を、“図:クライアント資源のダウンロード種別の出力形式”にクライアント資源のダウンロード種別の出力形式を示します。
[出力形式1: -l sys を指定した場合]
[出力形式2: -l ptf、pufを指定した場合]
[出力形式3: -l rscを指定した場合]
[出力形式1: -l rscを指定した場合]
[出力形式2: -l clを指定した場合]
drmslst -a sys -l rsc -s fmvpi054 -k cl -m SERV01
drmslst -a sys -k cl -Y all -V
drmslst -a sys -G
“表:適用種別、処理状態および処理結果の説明”に適用種別、処理状態および処理結果の説明を示します。
適用種別 |
処理状態 |
処理結果 |
エラーコード |
0:即時適用 |
10:状況問い合わせ |
10:正常 |
I/O:I/Oエラー |
例
Y97011 0 20 10 * 1999/05/10 09:21:44 * * *
以下にエラーコードとユーザ情報の説明をします。
回線接続システム情報の出力形式を、以下に示します。
drmslst -a sys -l line
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