Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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目次
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第1章 コマンドリファレンス
1.2 コマンド
1.2.12 drmscmp(実行結果通知コマンド)
1.2.12.1 ユーザ資源データの適用完了情報の通知
■機能説明
ユーザ資源データの適用が完了したことをサーバに通知します。本コマンドは、ユーザ資源をdrmsapyコマンドで手動適用したあと、サーバに適用結果を通知したい場合に使用します。
ただし、本コマンドを使用してユーザ資源の適用結果を上位のサーバに通知しない場合でも、次回のIPL時に資源配付が再起動される契機で、資源配付が自動的に適用結果を上位のサーバに通知します。
■記述形式
drmscmp |
-a rsc -g 資源グループ名 [-v バージョン・レベル] |
■オプション
- -a rsc:
- 本コマンドの機能を定義します。本オプションでは“rsc”と指定します。
- -g 資源グループ名:
- 適用を通知するユーザ資源の所属する資源グループ名を指定します。
- 資源グループ名は、ASCII(12文字以内)の英数字または“#”で指定します。
- -v バージョン・レベル:
- 適用結果を通知する資源グループのバージョン・レベルを指定します。
- バージョン・レベルは、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。省略した場合は、空白のバージョン・レベルが指定されたものとみなします。
■復帰値
- 0:成功
- 適用完了通知が正常に終了しました。
- 3:処理継続不可能な使用者エラー
- オプションの指定に誤りがあります。処理ができません。
- 4:プログラム・エラー
- システムにエラーが発生しました。適用完了通知ができません。
■参照
表:資源配付/インベントリ管理用コマンド(サーバ用)
■コマンド格納場所
Solaris OE
HP-UX
AIX
Linux |
/opt/systemwalker/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
- システム管理者(スーパ・ユーザ)だけが実行できます。
- サーバ用コマンドです。
■使用例
資源グループを“TEXTDATA”、バージョン・レベルを“V11L10”、と指定します。
drmscmp -a rsc -g TEXTDATA -v V11L10
■実行結果/出力形式
復帰値を参照してください。
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