Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
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上へ第7章 バックアップ/リストア
上へ7.3 リストア
上へ7.3.6 Systemwalker Centric Managerの環境を復元する

7.3.6.1 リストア用にSystemwalker Centric Managerの環境を構築する

運用管理サーバとヘルプデスクサーバ(Solaris OEの場合)は、リストアコマンドを実行する前に、環境構築作業として、必要なデータベースを作成します。各データベースを作成する方法は、インストール時と同じです。

セットアップメニューによるSystemwalker Centric Manager運用管理サーバのリストア用環境作成手順をSolaris OEの場合を例として説明します。

■フレームワークのデータベース領域の作成

  1. 以下のコマンドにより、Systemwalker Centric Manager 11.0運用管理サーバの環境作成を開始します。
  2. /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup

     

  3. セットアップメニュが表示されます。
  4. セットアップメニューで“5”(保守)を選択します。

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  5. 保守メニュー(選択)が表示されます。
  6. 保守メニューで“2”(Systemwalker Centric Managerリストア用環境作成)を選択します。

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  7. Systemwalker Centric Managerリストア用環境作成(設定)画面が表示されます。
  8. フレームワークのデータベースを作成する準備が完了していることを確認する画面が表示されるので、“y”を入力します。

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  9. 通信環境チェック結果画面が表示されます。
  10. 過去に通信環境を構築していた場合、確認画面が表示されますが、問題がなければ“y”を入力し、処理を続けます。

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  11. バックアップデータ格納先設定画面が表示されます。
  12. バックアップデータ格納先ディレクトリを入力します。

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  13. 管理ドメイン名設定画面が表示されます。
  14. 管理ドメインは、以下の条件を満たしている必要があります。

    省略した場合、管理ドメイン名にはホスト名を指定したものとみなされます。ホスト名に英数字以外の文字が含まれている場合は、省略できません。

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  15. データベース用デバイス設定画面が表示されます。
  16. データベース用デバイス設定の詳細については、“フレームワークのデータベース領域の作成”を参照してください。

    [Solaris OEの場合]

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    [Linuxの場合]

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  17. データベースサイズ設定画面が表示されます。
  18. 作成するデータベースのサイを入力します。

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  19. Systemwalker Centric Managerリストア用環境作成(確認)画面が表示されます。
  20. 設定画面で入力した情報を確認し“y”を入力すると、Systemwalker Centric Manager環境が作成されます。

    [Solaris OEの場合]

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    [Linuxの場合]

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■インベントリ管理の動作環境の定義

インベントリ管理の動作環境については、“インベントリ管理環境を定義する”を参照してください。

■ヘルプデスクの動作環境の設定

ヘルプデスクの動作環境については、“ヘルプデスクサーバを設定する”を参照してください。

■リカバリフローの動作環境の作成

リカバリフローの動作環境については、“リカバリフローのデータベースを作成する”を参照してください。

 

なお、環境作成する際の注意事項については、“リストア環境を確認する”を参照してください。


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