Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
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目次
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第7章 バックアップ/リストア
7.2 バックアップ
7.2.1 バックアップ手順
7.2.1.2 退避先の空き容量を確認する
退避先に必要な空き容量の目安は、次の算出式のとおりです。
退避先ディレクトリの必要量 =
フレームワークのデータベースの使用中容量 +
資源配付のデータ容量 +
リカバリフローのデータベース容量 +
インベントリ管理のデータベース容量 +
ヘルプデスクのデータベース容量 +
/etc/opt/FJSV*配下の容量の合計 +
/var/opt/FJSV*配下の容量の合計 |
FJSV*は、Systemwalker Centric Managerに含まれるコンポーネントのパッケージ名です。
◆フレームワークのデータベースの使用中容量
フレームワークのデータベースの使用中容量は、次の操作で表示できます。
- 運用管理サーバで次のコマンドを実行すると、セットアップメニューが表示されます。
/opt/systemwalker/bin/MpFwSetup |
- セットアップメニューで、“5:保守”を選択し、保守メニューを表示します。
- 保守メニューで、“4:DB保守”を選択し、DB保守メニューを表示します。
- DB保守メニューで“1:DB状態表示”を選択すると、データベースの使用中の容量が表示されます。
◆資源配付のデータ容量
資源配付サーバのバックアップ時の出力先容量は、以下のとおりです。
- /opt/FJSVdrmsdl/etc/drmsrcの中のmanagedirに示すディレクトリの容量
◆リカバリフローのデータベース容量
次の計算式で見積もることができます。
4Kbyte + 27.1Kbyte × リカバリフローの数(登録・監視で存在している数) |
◆インベントリ管理のデータベース容量
それぞれ、次の式で見積もることができます。
- [Systemwalker Centric Manager SEの場合]
ディスク資源量(Mbyte) = 0.04a + 0.08b + 0.1 |
a:インベントリ収集するWindows(R)ノード数
b:インベントリ収集するUNIXサーバノード数
[EE]
- [Systemwalker Centric Manager EE/GEEの場合]
ディスク資源量(Mbyte) = 0.058a + 0.12b + 0.1 |
a:インベントリ収集するWindows(R)ノード数
b:インベントリ収集するUNIXサーバノード数
◆ヘルプデスクのデータベース容量
ディスク容量[Mbyte] =
障害票1件当たりの入力文字数 × 障害票件数 +
ノウハウ票1件当たりの入力文字数 × ノウハウ票件数 +
Q/A票1件当たりの入力文字数 × Q/A票件数 +
メモ1件当たりの登録文字数 × メモ件数 +
0.001 × (担当者数 + 部署数) + 2" |
- 障害票、ノウハウ票、Q/A票1件当たりの入力文字数は、0.02(20000バイト/1000000)以上を指定してください。
- メモ1件当たりの登録文字数は、0.0004(400バイト/1000000)以上を指定してください。
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