Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
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第7章 バックアップ/リストア
7.1 バックアップ/リストア時の注意
バックアップおよびリストアを行う場合は、バックアップする環境とリストアする環境は同じ条件である必要があります。
したがって、以下の条件でのバックアップ/リストアは実施できません。
- OS種別が異なるコンピュータ間(Windows(R), Solaris OE, HP, AIX, Linux)
- クラスタコンピュータと非クラスタコンピュータ間
- インストール条件(インストール先、インストール種別など)が異なるコンピュータ間
- コード系が異なるコンピュータ間
また、バックアップ時およびリストア時には、関係するデーモンが自動的に停止されます。

同一コンピュータとは
- バックアップ時とリストア時が同じコンピュータで、IPアドレス、ホスト名の変更がないコンピュータのことです。
- バックアップ時とリストア時が別コンピュータで、インストール種別およびIPアドレス、ホスト名が同じコンピュータのことです。
Systemwalker Centric ManagerとSystemwalker Operation Managerの両製品が同一コンピュータに存在する場合は、以下の注意が必要です。
バックアップ
- Systemwalker Operation Managerによりスケジュールする場合は、退避先をあらかじめ空にして、バックアップコマンドで、応答要求しないモードにしておく必要があります。
- Systemwalker Centric ManagerとSystemwalker Operation Managerで共通の機能である自動運用支援の設定・定義の変更時には、それがSystemwalker Centric ManagerだけまたはSystemwalker Operation Managerだけの変更であっても、必ず両製品のバックアップを採取してください。
リストア
- Systemwalker Centric ManagerとSystemwalker Operation Managerの両製品のデーモンを停止してからリストアしてください。
- リストア先へバックアップ資源を移す時、バックアップ先に指定したディレクトリ配下のすべてのディレクトリとファイルを移してください。
- 退避先に指定したディレクトリ配下のバックアップ資源は、リストアが完了するまで削除しないでください。
バックアップ
バックアップ時には、指定されたグループの機能に関係するデーモンだけがmpbkcコマンドによって自動的に停止されます。運用管理サーバおよびヘルプデスクサーバ(Solaris OEの場合)上でヘルプデスクのバックアップをする場合、他のクライアントでのヘルプデスクの使用は停止してください。
リストア
リストア時には、指定されたグループの機能に関係するデーモンだけがmprscコマンドによって自動的に停止されます。運用管理サーバおよびヘルプデスクサーバ(Solaris OEの場合)上でヘルプデスクのリストアをする場合、他のクライアントからのヘルプデスクの使用は停止してください。
別途、Systemwalker for Oracleの関係管理のバックアップ作業およびSystemwalker for Oracleの関係管理のリストア作業を行う必要があります。
詳細は、Systemwalker for Oracleのオンラインマニュアルを参照してください。
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