Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
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上へ第5章 環境構築
上へ5.8 安定運用のためにSystemwalkerを監視する
上へ5.8.4 イベントのスローダウン監視機能

5.8.4.1 スローダウン監視機能の設定を変更する

スローダウン監視機能の設定を変更する方法について説明します。

変更は、root権限または管理者権限でログインしてから行ってください。

設定の変更方法を以下に示します。

image

クラスタシステムの場合、プライマリノードとセカンダリノードの両方で、設定を変更します。
  1. Systemwalker Centric Managerの停止
  2. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerを停止します。

    /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr

    image

    クラスタシステムの場合、プライマリノードとセカンダリノードの両方で、Systemwalker Centric Managerを停止します。
  3. スローダウン検出機能の設定の変更
  4. 以下のコマンドを実行し、スローダウン検出機能の設定を変更します。

    /opt/systemwalker/bin/mpsetsld -s {0|1} -i interval -t threshold -r WaitAfterAlert

    mpsetsldコマンドの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

    imageスローダウン監視機能の設定を確認する

    スローダウン監視機能の設定内容は、以下コマンドを実行して確認できます。
    /opt/systemwalker/bin/mpsetsld

■カストマイズ通知機能

スローダウン検出時には以下のスローダウン通知コマンドが実行されます。

スローダウン通知コマンドはデフォルトでSystemwalkerコンソールへの通知だけを行います。スローダウン通知コマンドを編集することにより、スローダウン検出時のアクションをカスタマイズすることが可能です。

/opt/FJSVfwbs/bin/mpsldact.sh

スローダウン通知コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

imageカストマイズ通知コマンドの内容

スローダウン監視機能のカストマイズ通知コマンドを編集することによりスローダウン検出時のアクションをカストマイズすることが可能です。
スローダウン監視機能のカストマイズ通知コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

■注意事項

スローダウン監視中に、運用管理サーバのシステム時間を大きく変更した場合、変更後、最初のスローダウン検出の動作は、保証されません。

 


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