Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
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上へ第1章 導入設計
上へ1.6 留意事項

1.6.1 イベント監視の留意事項

制限について

イベントを監視する場合の制限値を下表に示します。

定義名

制限内容

制限値

監視イベント種別の登録

監視可能な監視イベント種別数

最大64種類

イベント監視の条件定義

登録可能な条件の行数

最大2048行

システム操作環境の定義

呼出し可能なアプリケーション種類数

最大128 個(注1)

リモートコマンドの登録(注2)

登録可能なコマンド種類数

最大64個

メッセージ説明の登録

登録可能なメッセージ説明数

最大1024個

メッセージ送信先システムの定義

上位に接続可能なシステム数

最大 4システム

1階層で配下に同時接続可能なシステム数

最大512システム (注3)

注1)
全システム、指定システムごとです。
ただし、メニューバーに表示されるため、途中から選べなくなる可能性があります。
1024×768で40 個くらいまでしか表示されません。
注2)
リモートコマンドウィンドウで登録します。
注3)
必要時接続することで、論理的には無限台数の接続が可能となります。

アップグレード時の注意

UXP/DS 集中監視マネージャ/CL機能、Sファミリー 集中監視マネージャ/CL機能を使用した状態で、SystemWalker/CentricMGR 5.0をアップグレードする場合、事前にUXP/DS 集中監視マネージャ/CL機能およびSファミリー 集中監視マネージャ/CL機能をアンインストールしてください。

システムの設

Systemwalker Centric Managerは、syslogdからメッセージを受け取ります。このための設定は以下のとおりです。

定義例

「facility.level」が「kern.info」のメッセージを監視対象に追加する場合の例を以下に示します。

  1. /etc/syslog.confを以下のように変更します。
  2. ‐ 変更前

    *.warning  /var/opt/FJSVsagt/fifo/slg

    ‐ 変更後

    *.warning;kern.info  /var/opt/FJSVsagt/fifo/slg
  3. syslogdを再起動します。
    1. 以下のコマンドを実行し、syslogdを停止します。
    2. sh /etc/rc2.d/S74syslog stop
    3. 以下のコマンドを実行し、syslogdを起動します。
    4. sh /etc/rc2.d/S74syslog start

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他ホストから、syslogdの機能によって通知されたメッセージは、監視対象となりません。

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