Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第1章 資源を配付するための動作環境を定義する
上へ1.1 資源配付の動作環境を定義する
上へ1.1.5 運用形態に合わせた動作環境の定義

1.1.5.1 リモートインストールを行うための動作設定(モデルPCの設定)

リモートインストール用の資源を作成するためには、モデルPCを設置し、以下の設定を行う必要があります。モデルPCには、Systemwalker Centric Managerのインストールは行いません。

モデルPCを使用するための動作環境作成の概要を“図:モデルPCを使用するための動作環境作成の概要”に示します。

[図:モデルPCを使用するための動作環境作成の概要]

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  1. モデルPCへのWindows(R)のインストール

    レコーディングで最もよい結果を得るため、インストールの対象となる適用システムと同じ環境でレコーダを実行することを特にお勧めします。適用システムと同じ環境でインストールすることによって、アプリケーションの実行に必要なすべてのファイルおよび操作が確実に記録されます。

  2. 運用管理サーバへのネットワーク接続

    モデルPC上でレコーダを起動するには、運用管理サーバとネットワークドライブの接続を行う必要があります。

    運用管理サーバ側での設定:
    資源配付をインストールしたディレクトリ(Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin)に対して、[共有]フォルダの設定を行ってください。
    なお、資源配付がインストールされているディレクトリ上にレコーディングを保存するため、共有時のアクセス権には[フルコントロール]を指定してください。
    Windows(R) 98/Me、Windows NT(R)、Windows(R) 2000、Windows(R) XPまたはWindows Server(TM) 2003のモデルPCでの設定:
    オペレーティングシステム上でネットワーク接続の機能が標準で提供されているため、特に設定は必要ありません。運用管理サーバ側で設定した共有フォルダに対してネットワークドライブの接続を行います。
    ネットワークドライブの接続は、必ず[ログイン時に再接続する]設定にしてください。
  3. レコーダの起動

    モデルPCでレコーダを起動するには、モデルPCからファイルマネージャまたはエクスプローラを使用して、運用管理サーバにインストールされている“DRMSNPR.EXE”を、直接ダブルクリックします。

    資源配付のウィンドウからは起動できません。

  4. レコーディングの結果出力

    レコーダの実行結果として作成されるレコーディングは、運用管理サーバ上に直接作成されます。


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