Systemwalker Centric Manager 他社データベースの利用ガイド - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第1章 ヘルプデスクデータベース
上へ1.2 データベースの設定

1.2.8 Oracle9i Server R9.0.1の設定

Oracle9i Server R9.0.1の設定は、以下の手順で行います。

  1. Oracle9i Server R9.0.1 のインストール
  2. データベースの構築

■Oracle9i Server R9.0.1 のインストー

Oracle9i Server R9.0.1 をインストールします。インストールについては、Oracle9i Server R9.0.1 のマニュアルを参照してください。

■データベースの構

ヘルプデスクが使用するデータベースを構築します。

データベースの構築は以下の手順で作業します。

なお、ここで説明するスクリプトは以下のディレクトリに格納されています。

Systemwalker Centric Managerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\Mphlpdsv\Oracle9i

  1. データベース容量を見積もります。

    データベース容量の見積もりについては、“データベース容量の見積もり”を参照してください。

  2. ヘルプデスク用のデータベース領域を作成します。

    [Oracle Database Configuration Assistant]を使用してデータベース領域を作成する手順を以下に示します。

    1. [Oracle - OraHOME90]-[Configuration and Migration Tools]グループから[Database Configuration Assistant]を起動します。
    2. [Database Configuration Assistant]の説明が表示されます。確認後、[次へ]ボタンをクリックします。
    3. アシスタントで実行する操作として、[データベースの作成]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    4. データベースの作成において使用するテンプレートとして、[New Database]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    5. データベース情報として、以下の値を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
      グローバル・データベース名
      “HELPDESK.WORLD”を設定します。
      SID
      “HDSK”を設定します。
    6. データベースで使用するオプションとしてすべてのチェックを外し、[次へ]ボタンをクリックします。
    7. データベースのデフォルトの稼動モードとして、[専用サーバ・モード]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    8. 初期化パラメータ・ファイル設定の各タブは以下のように設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
      メモリータブ
      SGAパラメ−タ情報を確認します。変更の必要は特にありません。
      アーカイブタブ
      変更の必要は特にありません。
      DBのサイズ指定タブ
      以下の値を設定します。

      データベース・キャラクタ・セット

      データベース・キャラクタ・セットを確認します。変更の必要は特にありません。

      各国語キャラクタ・セット

      各国語キャラクタ・セットを確認します。変更の必要は特にありません。
      ファイルの場所タブ
      以下の値を設定します。

      初期化パラメータ・ファイル名

      任意のファイル名を設定します。サーバの環境にあわせて設定します。

      永続パラメータ・ファイル名

      任意のファイル名を設定します。サーバの環境にあわせて設定します。

      トレース・ファイル・ディレクトリ

      ユーザ・プロセス、バックグラウンド・プロセス、および、コアダンプ用のデバッグ・トレース・ファイルが書き込まれるディレクトリ・パスを確認します。変更の必要は特にありません。
    9. データベース記憶域に以下の値を設定します。
      Controlfile
      制御ファイルのパラメ−タ情報を確認します。変更の必要は特にありません。
      表領域
      USER表領域のサイズ、自動拡張を設定します。USER表領域のサイズに見積もりしたデータベースのサイズを設定します。SYSTEM、ROLLBACK、INDEX、TEMPORARY領域の変更は、特に必要ありません。
      REDOロググループ
      REDOログファイルのパラメタ情報を確認します。変更の必要は特にありません。
    10. [データベースの作成]を選択し、[完了]ボタンをクリックします。表示されるダイアログボックスの内容を確認し、[OK]ボタンをクリックするとデータベース領域の作成を開始します。
  3. ヘルプデスク用のデータベース領域にテーブルを作成します。

    “SQLPlus”を使用してヘルプデスク用のデータベース領域にテーブルを作成するため、コマンドプロンプトより以下のコマンドを実行します。

    image


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