Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第6章 Systemwalkerコンソールへの移行
上へ6.1 システム監視画面からSystemwalkerコンソールへの移行
上へ6.1.5 バージョンアップ後の作業

6.1.5.3 カスタマイズ情報

システム監視画面のカスタマイズ情報が保存されている以下のファイルを参照し、Systemwalkerコンソールのカスタマイズ画面でカスタマイズ情報を設定してください。

設定ファイルの格納場所

ファイル名

設定情報

カスタマイズ情報

Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003の場合
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.DM\mppcgui\F1eg

Windows(R) Me/98の場合
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpPcgui\F1eg

config.ini

[Node]

イベント重要度ごとのアイコン設定

[Status]

ノード稼働状態の色設定

[Node]

イベント重要度ごとのノードの色設定

[Event]

イベント重要度ごとのイベントの色設定

カスタマイズ情報”で退避した場所

kind.ini

イベント種別ごとのアイコン設定/対処コマンド設定

【設定ファイルの詳細】

config.iniの設定情報の詳細

以下にConfig.iniファイルの出力例を示します。

image

該当する行がない場合、その情報は設定する必要がありません。

  1. イベント重要度ごとのアイコン設定について
  2. 最重要/重要/警告のイメージファイルは、[Node]セクション内に以下の形式でファイル名が記載されています。(filename が指定されているファイル名です)

    [Node]
    最重要:ImageV=_filename
    重要:ImageI=_filename
    警告:ImageW=_filename
    image
    指定したファイルの先頭文字は、$から_に変更されます。
  3. ノード稼働状態の色設定について
  4. 監視マップ(ノード監視)の色設定については、[Status]セクション内に以下の形式でRGB値が記載されています。(R,G,B が指定されている色です)

    [Status]
    SNMPエージェント動作中:
    文字色:Agent_Char= R,G,B
    背景色:Agent=R,G,B
    SNMPエージェント動作中かつ一部インタフェースダウン:
    文字色:Inter_Char= R,G,B
    背景色:Inter= R,G,B
    ノード起動状態かつSNMPエージェント未起動:
    文字色:Alive_Char= R,G,B
    背景色:Alive= R,G,B
    ノードが未起動状態:
    文字色:Down_Char= R,G,B
    背景色:Down= R,G,B
  5. イベント重要度ごとのノードの色設定
  6. 最重要/重要/警告の色設定は[Node]セクション内に以下の形式でRGB値が記載されています。(R,G,B が指定されている色です)

    [Node]
    最重要:
    文字色:ColorV_Char= R,G,B
    背景色:ColorV= R,G,B
    重要:
    文字色:ColorI_Char= R,G,B
    背景色:ColorI= R,G,B
    警告:
    文字色:ColorW_Char= R,G,B
    背景色:ColorW= R,G,B 
  7. イベント重要度ごとのイベントの色設定
  8. 最重要/重要/警告の色設定は[Event]セクション内に以下の形式でRGB値が記載されています。(R,G,B が指定されている色です)

    [Event]
    最重要:
    文字色:ColorV_Char= R,G,B
    背景色:ColorV= R,G,B
    重要:
    文字色:ColorI_Char= R,G,B
    背景色:ColorI= R,G,B
    警告:
    文字色:ColorW_Char= R,G,B 
    背景色:ColorW= R,G,B

kind.iniの設定情報の詳細

以下にkind.iniファイルの例を示します。

image

  1. イベント種別ごとのアイコン設定/対処コマンド設定について
  2. kind.iniには、監視イベント種別ウィンドウに表示されるイベント種別毎のアイコンのイメージファイル(正常時およびイベント発生時)およびイベント対処画面から投入される、イベント種別毎のユーザ定義の対処コマンドが、以下のフォーマットで記載されています。

    [フォーマット]

    "種別名";"正常時のアイコンファイル名";"イベント発生時のアイコンファイル名";"ユーザ定義対処コマンド(設定されていない場合には記載されていません)"

    種別名が"$default"の定義行は、Systemwalkerコンソールでは設定する必要はありません。

    image

システム監視画面において、アイコンファイルに独自に作成したイメージファイルを指定している場合には、作成したファイルを運用管理サーバの以下のディレクトリにコピーすることで、Systemwalkerコンソールでもアイコンファイルに指定できるようになります。
なお、Systemwalkerコンソールでは、半角英数字(英字は小文字)以外の文字は指定できません。日本語のファイル名等は、使用可能な任意のファイル名に変更してからコピーしてください。
コピー先:
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpbcmgui\server\var\java\classes\com\fujitsu\systemwalker\bcmgui\mtoelib\image\icon

Systemwalkerコンソールのメニュー[オプション]-[カスタマイズ]で表示されるカスタマイズ画面で、それぞれ前述の設定ファイルで確認した情報を設定してください。

  1. イベント重要度ごとのアイコン設定
  2. 設定は、[監視マップ]タブの色設定[イベントの状態]で行います。

  3. ノード稼働状態の色設定
  4. 設定は、[監視マップ]タブの色設定[ノードの状態]で行います。

  5. イベント重要度ごとのノードの色設定
  6. 設定は、[監視リスト]タブで行います。

  7. イベント重要度ごとのイベントの色設定
  8. 設定は、[監視イベント]タブで行います。

  9. イベント種別ごとのアイコン設定/対処コマンド設定
  10. 設定は、[監視イベント種別ウィンドウ]タブで行います。

各画面の操作については、オンラインヘルプを参照してください。


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