Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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プロセス監視機能は、Systemwalker自身のプロセスの稼働状態を監視する機能です。
Systemwalker自身のプロセスが正常に稼働しているかを一定間隔で監視し、プロセスの稼働違反(起動されているべきプロセスが存在しない)を検出した場合、上位サーバへ異常を通知します。
プロセス監視機能を使用するには、以下の条件があります。
SNMPトラップ通知用のポート(162)がフィルタリングされている場合は、上位サーバへの異常通知は行いません。
異常通知が可能かどうかは、以下のトラップイベントトレースコマンドで確認することができます。Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin\mptrptrcmptrptrcコマンドについては、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
プロセスの稼働状況を調べる方法
プロセスの稼働状況を調べるサーバで、以下のプロセスの動作状態表示コマンドを実行します。Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin\mppviewcmppviewcコマンドの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。プロセス名および動作状況に異常がある場合は、 Systemwalkerのホームページの“Systemwalker Centric Manager トラブルシューティングガイド”を参照してください。
プロセス監視機能を使用すると異常検出時に以下のイベントメッセージが出力されます。
AP:MpPmonC: ERROR: 106: 'Systemwalker Centric Manager'のプロセス'XXXXXXX'が正常に動作しているか確認してください。(トラップ情報)
また、異常通知を受け取る上位サーバ(運用管理サーバ、部門管理サーバ)が、SystemWalker/CentricMGR V10.0L10以前の場合、以下のイベントメッセージが出力されます。
AP:MpCNappl: ERROR: 106: ネットワークで事象が発生しました. (トラップ情報)
※トラップ情報
(TRAP agent:IPアドレス community:public generic:6 enterprise:aplNetFunction.37 specific:1 timestamp:0 varbind:(application.48.1.1.0 [2 22 0] Systemwalker Centric Manager)(application.48.1.2.0 [2 4 0] プロセス名))
イベントメッセージをフィルタリングする場合には、上記のイベントメッセージが出力されるように設定してください。
プロセス監視機能は、Systemwalker Centric Managerのインストール時に、自動的に導入されます。プロセス監視機能を使用しない場合は、プロセス監視機能を停止してください。停止した後、再びプロセス監視機能を使用する場合は、プロセス監視機能を起動してください。
以下のサービスを開始/停止します。
Systemwalker MpPmonC
プロセス監視機能は、Systemwalker Centric Managerの起動コマンド(scentricmgr)で、自動的に起動されます。プロセス監視機能の自動起動を抑止する場合は、以下の設定を行ってください。
Systemwalker MpPmonC
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