Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第1章 導入設計
上へ1.6 留意事項

1.6.9 Windows(R) 2000での留意事項

Systemwalker Centric ManagerをWindows(R) 2000環境で使用するときの注意点について説明します。

◆NetBIOS over TCP/IPの設定

ドメインユーザでSystemwalker Centric Managerを使用する場合は、TCP/IPの詳細設定で、NetBIOS over TCP/IPを無効にしないでください。この設定は、Windows(R) 2000のインストール時には有効になっています。

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NetBIOS over TCP/IPを有効にする方法

  1. コントロールパネルの[ネットワークとダイヤルアップ接続]を開いて、[ローカルエリア接続]のプロパティを開きます。
  2. [TCP/IPのプロパティ]の[詳細設定]ボタンを選択し、[TCP/IP詳細設定]の画面を開きます。
  3. 次に、WINSのタグを開き、“NetBIOS over TCP/IPを有効にする”をチェックします。

◆SNMPエージェントでのUTF-8コードの使用

被監視対象のWindows(R) 2000コンピュータのSNMPエージェントで、DBCS文字列のコード系としてUTF-8が使用された場合、以下の機能で文字化けが発生するおそれがあります。

◆ユーザプリンシパル名でのアクセス制御

Windows(R) 2000で導入されたユーザプリンシパル名でのユーザ認証、画面のアクセス制御およびツリーのアクセス制御はできません。

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ユーザプリンシパル

ユーザプリンシパル名とは、Windows(R) 2000でActive Directoryを導入することによって使用できるユーザの表現方法です。ユーザプリンシパル名は、“ユーザ名@DNS名”で表現されます。

ユーザ名“user”、DNS名“domain.fujitsu.co.jp”の場合、ユーザプリンシパル名は次のようになります。

user@domain.fujitsu.co.jp

◆システム監視機能のOS種

Windows(R) 2000システムで動作するシステム監視機能では、OS種別をWindows2000と設定します。ただし、上位システムがSystemWalker/CentricMGR V5.0L10以前の場合、OS種別はWindows NTとして通知されます。


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