Systemwalker Centric Manager APIガイド - UNIX共通 -
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上へ第3章 APIリファレンス

3.22 Mp_PopupDomain2()関数

◆機能説明

指定されたドメインに接続しているすべてのコンピュータに、ポップアップメッセージを表示します。

◆呼び出し形式

long Mp_PopupDomain2(unsigned char *AppName, char *domain,unsigned char *MsgText,char *exehost)

◆パラメタ

AppName:
呼び出し元のアプリケーション名のアドレスを指定します。
アプリケーション名は64バイト以内で指定します。
domain:
メッセージを表示するドメイン名のアドレスを指定します。
ドメイン名は15バイト以内で指定します。
MsgText:
ポップアップに表示するメッセージのアドレスを指定します。
メッセージは128バイト以内で指定します。
exehost:
アクションを実行するホスト名(アクション実行を選択したクライアント)のアドレスを指定します。
NULLを指定した場合は、アクション環境設定画面で指定したホストでアクションが実行されます。

◆参照

アクション管理のAPI

◆復帰値

0以上:
正常。
負の値:
エラー。
MPACT_PARAMERR:
パラメタエラーです。
MPACT_NOMEMORY:
メモリ不足です。
MPACT_NOTMOVE:
アクション管理サーバが起動されていません。
MPACT_COMFAIL:
アクション管理サーバとの通信に失敗しました。
MPACT_SYSERR:
アクション管理サーバでエラーが発生しました。

◆API格納場所

アクション管理のAPIを参照。

◆注意事項

ポップアップメッセージは、Microsoftネットワークで使用できます。

また、アクション実行ホストには、Windows(R) 95/98、Windows(R) Meがインストールされているコンピュータは指定できません。

◆使用例

ポップアップメッセージ送信(ドメイン)APIの使用例を以下に示します。

#include "f3crhxac.h"

unsigned char *AppName = "ポップアップAPI" ;         // 依頼元アプリケーション名
char *domain           = "Domain" ;                 // 送信先のドメイン名
unsigned char *text    = "システムを停止します。" ;  // 送信するメッセージテキスト
long lrc ;                                 

lrc = Mp_PopupDomain2(AppName,domain,text,NULL) ;
if ( lrc < 0 ) {
    /* エラー処理 */
}

/* 正常終了 */

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