Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - Solaris(TM) Operating Environment -
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上へ第3章 部門管理サーバ・業務サーバのバージョンアップ
上へ3.1 バージョンアップ手順
上へ3.1.1 バージョンアップ

3.1.1.1 運用環境の退避

以下の手順で、移行元のコンピュータにログオンして移行データを退避します。

■旧バージョンの停止

  1. 以下のコマンドでSystemWalker/CentricMGRのデーモンを停止します。
  2. /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr -s

     

  3. SystemWalker/OperationMGR 5.0以降がインストールされている場合は、以下のコマンドでSystemWalker/OperationMGRのデーモンも停止してください。
  4. /opt/systemwalker/bin/poperationmgr -s

停止方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

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SystemWalker/CentricMGR 4.1以前の製品からバージョンアップする場合

それぞれのバージョンのマニュアルにしたがって、SystemWalker/CentricMGRのデーモンを停止します。ただし、NetWalker関連のデーモンは停止しないでください。

■旧バージョンの退避

Systemwalker Centric Manager 11.0のCD-ROMをセットし、以下のコマンドを実行します。

CD-ROMマウントポイント/unx32/tool/swmove -b 移行データの退避先ディレクトリ名

退避先ディレクトリ名は、フルパスで指定します。空白を含むことはできません。

swmoveコマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

コマンドが途中でエラーになった場合は、エラーの原因を取り除き、エラー時と同じ退避先ディレクトリを指定してコマンドを再実行します。

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旧バージョンがV4.1以前で退避時とは別に移行元の旧バージョンを削除する場合

swmoveコマンドを実行すると、削除が必要なパッケージをコマンド実行時に削除できます。コマンド実行時には、移行に使用したユーザ資産の退避先ディレクトリを指定します。退避コマンド実行時の旧バージョンの削除問い合わせに対して、“Y”を応答してください。アンインストールが必要なパッケージが削除されていない場合は、swmoveコマンドを再実行してください。

次のファイルにアンインストールが必要なパッケージ名が書き込まれます。

退避先ディレクトリ/rmpackage.inf

このファイルに記載されていないパッケージは、手操作で削除しないようにしてください。

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SystemWalker/CentricMGR 5.0より古いバージョンを削除する場合

SystemWalker/CentricMGR 5.0より古いバージョンを削除する場合、NetWalker/Baseは削除対象になりません。また、手操作で削除しないでください。

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