Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 - |
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ヘルプデスクサーバではシステムパラメタのチューニングを行う必要があります。チューニングが必要なシステムパラメタとそのチューニング値については、“システムパラメタのチューニング値(ヘルプデスクサーバ)”を参照してください。
パラメタにより、既に設定されている値(設定されていなければSolaris OEのデフォルト値)に加算する場合と、既に設定されている値と比較し大きい方の値を設定する場合があります。詳細についてはSolaris OEのマニュアル等を参照してください。
なお、運用管理サーバとヘルプデスクサーバを兼用する場合は、“運用管理サーバのシステムパラメタのチューニング”の説明に従って設定してください。
システムパラメタを編集するには、/etc/systemファイルにチューニングのためのレコードを“システムパラメタの編集例(ヘルプデスクサーバ)”の例のように追加します。
[共有メモリ]
パラメタ |
説明 |
値 |
種別 |
shmsys:shminfo_shmmax |
共有メモリセグメントの最大サイズ |
104857600 |
最大 |
shmsys:shminfo_shmmni |
システム全体で作成できる共有メモリセグメントの最大数 |
2 |
最小 |
[セマフォ]
パラメタ |
説明 |
値 |
種別 |
semsys:seminfo_semmap |
セマフォマップ内のエントリ数(注) |
1538 |
加算 |
semsys:seminfo_semmni |
セマフォ識別子の数 |
1024 |
加算 |
semsys:seminfo_semmns |
システム内のセマフォ数 |
1536 |
加算 |
semsys:seminfo_semmnu |
システム内のundo構造体の数 |
512 |
加算 |
semsys:seminfo_semmsl |
セマフォ識別子ごとの最大セマフォ数 |
50 |
最大 |
[入出力]
パラメタ |
説明 |
値 |
種別 |
rlim_fd_max |
ファイル記述子数限度 |
1024 |
最大 |
rlim_fd_cur |
ファイル記述子数 |
1024 |
最大 |
Solaris 8 OE上にヘルプデスクサーバのみを導入した場合
set shmsys:shminfo_shmmax = 104857600 |
システムパラメタを変更した後は、システムの再起動が必要です。再起動のコマンドを以下に示します。
# cd /
# /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0
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