Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 - |
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部門管理サーバ/業務サーバでは、システムパラメタのチューニングを行う必要があります。チューニングが必要なシステムパラメタとその値については、以下の表を参照してください。パラメタにより、既に設定されている値(設定されていなければSolaris OEのデフォルト値)に加算する場合と、既に設定されている値と比較し大きい方の値を設定する場合があります。詳細についてはSolaris OEのマニュアル等を参照してください。
[共有メモリ]
パラメタ |
説明 |
値 |
種別 |
shmsys:shminfo_shmmax |
共有メモリセグメントの最大サイズ |
42240(SE版) |
最大 |
81921(EE版) |
|||
shmsys:shminfo_shmmni |
システム全体で作成できる共有メモリセグメントの最大数 |
4 |
最小 |
[メッセージキュー]
パラメタ |
説明 |
値 |
種別 |
msgsys:msginfo_msgmap |
message マップ内のエントリ数 (注1) |
式1 |
加算 |
msgsys:msginfo_msgmax |
メッセージの最大サイズ |
4096 |
最大 |
msgsys:msginfo_msgmnb |
待ち行列上の最大byte数 |
16384 |
最大 |
msgsys:msginfo_msgmni |
メッセージ待ち識別子の数 |
7 |
加算 |
msgsys:msginfo_msgtql |
メッセージのヘッダ数 (注2) |
式2 |
最大 |
msgsys:msginfo_msgseg |
メッセージセグメント数 (注3) |
16385 |
加算 |
[セマフォ]
パラメタ |
説明 |
値 |
種別 |
semsys:seminfo_semmap |
セマフォマップ内のエントリ数(注3) |
10 |
加算 |
semsys:seminfo_semmni |
セマフォ識別子の数 |
8 |
加算 |
semsys:seminfo_semmns |
システム内のセマフォ数 |
8 |
加算 |
semsys:seminfo_semmnu |
システム内のundo構造体の数 |
12 |
加算 |
式1=msgtqlのチューニング値+2 |
式2=資源配付の通信宛先数+20+msgmnbのチューニング値/100 |
システムパラメタを編集するには、/etc/systemファイルにチューニングのためのレコードを以下のように追加します。
なお、表にあるパラメタが既に設定されている場合、Solaris OEの各バージョンのマニュアルを参照し、チューニングを行ってください。
[システムパラメタの編集例(部門管理サーバ/業務サーバ)]
Solaris 8 OE上に部門管理サーバ/業務サーバだけを導入し、資源配付の通信宛先数が 128 の場合(Systemwalker Centric Managerで使用してるパラメタであっても、Solaris OEのデフォルト値で問題のないパラメタは記述していません)
set shmsys:shminfo_shmmni = 104 |
システムパラメタを変更した後は、システムの再起動が必要です。再起動のコマンドを以下に示します。
# cd /
# /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0
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