Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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目次
索引

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第2章 監視する
2.7 ロードバランサによって仮想化されたシステムを監視する
2.7.4 監視ポリシーの設定
仮想ノードを監視するには監視ポリシーを作成・配付する必要があります。ポリシー設定の手順は、以下のとおりです。
- Systemwalkerコンソールで、仮想ノードまたは負荷分散装置(SLB)を指定し、[ポリシー]メニューの[ポリシーの定義]−[仮想ノードの監視]を選択します。
負荷分散装置(SLB)を選択してポリシー設定を行った場合は、関連を持つすべての仮想ノードがポリシーの対象となります。
- 表示される[仮想ノードの監視]からポリシーを設定します。
仮想ノードの監視[対象]タブでは、選択した仮想ノードに対して仮想監視を行うかを定義します。

仮想ノードの監視[通知]タブでは、仮想ノード配下の実ノードがダウンしていた場合に、実ノードに対しても稼動違反のイベントを発行するかを指定します。

仮想ノードの監視[ポーリング]タブでは、以下の値を設定します。
- 通信する際の仮想ノードとの応答タイムアウト時間を設定します。1〜3599秒まで設定できます。
- タイムアウトが発生した場合のリトライ回数を0〜999の範囲内で設定します。
- 動作時間に関する設定を行います。
- ポーリング間隔指定
動作処理を行う間隔を1分から999分までの範囲内で設定します。
動作処理を行う時間帯を設定します。時間帯は最大60個まで設定できます。
- 動作時刻指定
動作処理を行う時刻を設定します。設定した時刻になると処理を開始します。動作時刻は最大256個まで設定できます。


仮想ノードを監視するためには、以下の条件を満たす必要があります。
- ポリシーを設定する前に、仮想ノードとそれを構成する実ノードの関連情報が、構成情報に登録されている。
- 運用管理サーバまたは部門管理サーバから、仮想ノードを構成する実ノードに対する監視が行える。
■注意事項
- イベントを通知後に、異常の原因となる状態が復旧した場合、イベントは自動対処されます。
- “仮想ノードの監視”を行う場合、仮想ノードを構成する実ノードに対して、“ノード状態の監視”ポリシーを設定することはできません。設定する場合は、事前に“仮想ノードの監視”ポリシーを削除する必要があります。
- 仮想ノードに対して、ノード状態の表示ポリシーを設定できません。
- 負荷分散装置(SLB)にポリシー設定後、仮想ノードにポリシーを設定した場合は、仮想ノードのポリシーが有効になります。また、仮想ノードにポリシー設定後に、負荷分散装置(SLB)にポリシーを設定した場合は、負荷分散装置(SLB)のポリシーが有効になります。
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