Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第2章 監視する
上へ2.6 アプリケーション/業務を監視する
上へ2.6.7 アプリケーションを監視するためのポリシーを設定する

2.6.7.2 しきい値監視の設定(アプリケーション)

アプリケーションのしきい値に関する設定を行います。以下の項目(しきい値ポリシー)を設定します。

■呼び出し方法

  1. Systemwalkerコンソールの[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[アプリケーションの監視]を選択し、[アプリケーション管理]ウィンドウを表示します。
  2. [アプリケーション管理]ウィンドウ内のツリーで、[アプリケーション管理の設定]-[アプリケーション監視の設定]-[しきい値監視の設定]-[アプリケーション]を選択します。[ポリシー]メニューの[作成]を選択し、[しきい値監視の設定(アプリケーション)]ダイアログボックスを表示します。

■しきい値ポリシーを設定する

[しきい値監視の設定(アプリケーション)]ダイアログボックスで、以下の項目を設定します。

  1. 設定するポリシー名を入力します。ポリシー名として半角255文字まで入力できます。同じポリシー名を二重に登録することはできません。
  2. CPU使用率および仮想メモリ容量のしきい値を設定します。

    Solaris OE/HP-UX/AIX/Linux版Systemwalker Centric Manager使用時、シェルスクリプトに対するしきい値を監視することはできません。

    CPU使用率

    仮想メモリ容量

    初期値

    異常検出上限

    1〜100%の範囲で指定

    サイズをKB単位で指定

    CPU使用率

    80(%)

    警告検出上限

    1〜100%の範囲で指定

    サイズをKB単位で指定

    なし

    警告検出下限

    異常検出下限

    異常検出判定基準

    1から9999(回)の範囲で指定
    サンプリング回数で指定した回数以下の値を設定

    3(回)

    警告検出判定基準

    1から9999(回)の範囲で指定
    サンプリング回数で指定した回数以下の値を設定

    3(回)

    サンプリング回数

    異常状態・警告状態の判定基準となるサンプル数を1から9999(回)の範囲で指定

    5(回)

    サンプリング間隔

    監視のための情報をサンプリングする時間間隔を60から9999(秒)の範囲で指定

    180(秒)

  3. 作成したポリシーを配付します。
    ポリシーの配付方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“アプリケーション管理のポリシー設定”を参照してください。

ダイアログボックスの詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。

しきい値ポリシーを設定する場合の注意

検出上限値および検出下限値は、以下の条件を満たす必要があります。

異常検出上限値 > 警告検出上限値 > 警告検出下限値 > 異常検出下限値 

アプリケーションのサンプリング間隔は、1つのノードに設定されたCPU使用率、メモリ使用量のうち最小の値を採用します。


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