Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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目次
索引

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第2章 監視する
2.6 アプリケーション/業務を監視する
2.6.7 アプリケーションを監視するためのポリシーを設定する
2.6.7.1 稼働監視の設定
稼働監視のスケジューリングに関する設定を行います。以下の項目(稼働ポリシー)を設定します。
- 終日監視するか、指定時刻のみ監視するかを設定します。
- 稼働違反が発生した場合の処置を設定します。稼働時間帯一覧に設定した時間内の稼働状態に対して制御を行います。
- アプリケーションのプロセス数を監視します。稼働しているプロセス数が設定したプロセス数より“不足”したとき、または“超過”したときに、イベントが通知されます。
運用管理サーバは、Systemwalker CentricMGR V10.0L10以降がインストールされている必要があります。また、稼働違反が発生した場合の制御で、プロセスの自動起動/停止機能を設定している場合には、プロセス数の監視は使用できません。
プロセス数の上限値、下限値の設定は、Systemwalker CentricMGRのV/Lが10.0(V10.0L10)以下のノードの場合、無効となります。
■呼び出し方法
- Systemwalkerコンソールの[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[アプリケーションの監視]を選択し、[アプリケーション管理]ウィンドウを表示します。
- [アプリケーション管理]ウィンドウ内のツリーで、[アプリケーション管理の設定]-[アプリケーション監視の設定]-[稼働監視の設定]を選択します。[ポリシー]メニューの[作成]を選択し、[稼働監視の設定]ダイアログボックスを表示します。

■稼働ポリシーを設定する
[稼働監視の設定]ダイアログボックスで、以下の項目を設定します。
- 設定するポリシー名を入力します。ポリシー名として半角255文字まで入力できます。同じポリシー名を二重に登録することはできません。
- 稼働時間帯を設定します。
項目名 |
項目の説明 |
終日監視をする |
終日監視を行います。 |
稼働時間帯を設定する |
稼働時間帯を設定して、監視します。 |
新規に稼働を監視する時刻を追加するときには、[追加]ボタンをクリックします。[稼働時間帯入力]ダイアログボックスで、稼働監視の開始時間と停止時間を入力します。
- 設定した稼働時間帯に稼働違反が発生した場合、以下の制御設定オプションに従い、アプリケーションを制御します。
- 稼働時間帯内に稼働していない場合に起動する
- 稼働時間帯外に停止していない場合に停止する(終日監視を選択した場合はチェックできません)
- アプリケーションのプロセス数を監視する場合、稼働違反を検出するプロセス数の上限値、下限値を設定します。
- 稼働ポリシーを配付します。
ダイアログボックスの詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
■注意事項
- 1つのアプリケーションに対するポリシーは、1つしか設定できません。異なる稼働ポリシーに、同じアプリケーションを設定しようとした場合、以前に設定したポリシーの監視対象からは削除されます。
- 稼働監視時刻外(アプリケーションが停止していなければいけない時間帯)に、アプリケーションが起動していた場合はイベントが通知されます。
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