Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -

2.3.1.3 定期的にノード検出する

定期的にノード検出する場合の設定について説明します。

■呼び出し方法

1. Systemwalkerコンソールの[ツリー選択]コンボボックスから[ノード一覧]を選択します。
2. ノード一覧ツリーからノードを自動検出するフォルダを選択した後、[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[ノード]-[ノードの検出]-[フォルダ]を選択し、[ノード検出]ダイアログボックスを表示します。

   

■ノード検出の設定

[ノード検出]ダイアログボックスで、必要に応じて以下の設定を行います。

• ノード検出の条件（高速、確実、カスタム）を設定する
• ノード検出の対象を設定する
• 定期的にノード検出するために、ポーリング間隔を設定する

  1分〜1439分の範囲で設定します。

• ノード検出時のSNMPエージェント情報（コミュニティ名、バージョン）を設定する

ダイアログボックスの詳細は、Systemwalker Centric Managerのオンラインヘルプを参照してください。

■ノード検出のポリシー設定

ノード検出のポリシーは、以下の単位で設定できます。

• 部門フォルダ
• サブネットフォルダ

サブネットフォルダに対する設定を[親フォルダの設定を引き継ぐ]にした場合、部門フォルダに設定されている値で動作します。部門フォルダの設定も“親フォルダを引き継ぐ”にしている場合は監視しません。

■複数サブネットに属するノード

検出したノードが複数のサブネットに属する場合には、以下の順序で自動的にネットワーク振り分けが行われます。

1. SNMPエージェントが返すsysNameの値とIPアドレスから求めた名前を比較し、一致したネットワーク側に追加します。
2. SNMPエージェントが返すsysNameの値とIPアドレスから求めた名前が一致しない場合は、SNMPエージェントが最初に返したインタフェース側のネットワークに追加します。
3. SNMPの要求に応答しない場合は、ノード検出の設定を行ったネットワークに、一つのインタフェースを持つノードとして追加します。ノードが属するネットワークをそれぞれノード検出した場合は、別々のノードとして、それぞれのネットワークに追加します。
4. したがって、ノード検出の設定を行ったネットワークとは別のネットワークに振り分けられる場合もあります。