Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -

2.2.6 障害に対処する

障害の原因が判明し、障害を復旧した後、障害を対処済にします。障害を対処済にする方法には、イベントごとに対処する方法、複数のイベントに対処する方法、複数の障害を一括して対処する方法があります。

• イベントごとに対処する
• 複数のイベントに対処する
• 複数のイベントに一括対処する

なお、以下のイベントは、障害が復旧すると自動的に対処済になる場合があります。

• 監視イベント種別 : ネットワーク
• 監視イベント種別 : 性能監視
• 監視イベント種別 : アプリ管理

ネットワークのイベントは、ポリシー設定された場合のみ自動対処されます。また、アプリ管理のInterstageの異常系イベントは自動対処されません。

イベントごとに対処する

監視イベント一覧で対処済にするイベントを選択し、対処またはリカバリフローの復旧対処機能を起動します。

[イベントに対処する]

Systemwalkerコンソールで、[イベント]メニューから[監視イベントの対処]を選択、またはイベント一覧でイベントを右クリックして、ショートッカットメニューを表示します。ショートッカットメニューから[監視イベントの対処]を選択して、[監視イベント対処]画面を表示します。

対応者、メモを入力し、イベントに対処します。[対処]ボタンをクリックすると、イベントの状態は対処済になります。[保留]ボタンをクリックすると、イベントの状態は保留中になります。

[復旧対処機能を使用する]

イベントを右クリックして、[監視イベント対処]画面を表示します。[メッセージ説明]タブを選択後、[復旧対処]ボタンをクリックすると、リカバリフローが起動します。リカバリフローを実行して正常終了すると、イベントの状態は対処済になります。

復旧対処機能を使用するには、リカバリフローの設定で「復旧対処機能を使用する」にチェックを入れる必要があります。

複数のイベントに対処する

監視イベント一覧に表示しているイベントを複数選択して対処します。

Systemwalkerコンソールのイベント一覧で複数のイベントを選択した後、[イベント]メニューから[監視イベントの対処]を選択すると、[監視イベントの複数対処]ダイアログボックスが表示されます。対応者、メモを入力し、[OK]ボタンをクリックすると、選択した監視イベントに対処することができます。

複数のイベントに一括対処する

Systemwalkerコンソールで、[イベント]メニューから[監視イベントの一括対処]を選択すると、[監視イベントの一括対処]ダイアログボックスが表示されます。一括対処するイベントの範囲を、イベント番号で指定します。

[監視イベントの一括対処]ダイアログボックス、および[監視イベントの複数対処]ダイアログボックスでは、監視イベントの一括対処/一括保留、複数イベントの対処/保留を行うことができます。