Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第2章 監視する
上へ2.2 ネットワーク/システムの障害を監視する

2.2.5 メッセージを検索する

Systemwalkerコンソールで、[操作]メニューから[メッセージの検索]を選択すると、[メッセージ検索]ウィンドウが表示されます。[メッセージ検索]ウィンドウでは、監視イベント一覧に表示されないメッセージを含めて、すべてのメッセージを検索することができます。検索結果として、最大、1000件のメッセージを表示できます。1000件を超えた場合にはメッセージが表示され、検索開始日時から1000件分のメッセージが[メッセージ検索]ウィンドウに表示されます。また、メッセージ数が多い、システムの負荷が高いなどの理由により、一定時間内に検索が終了しなかった場合には、時間内に検索されたメッセージだけを表示します。[メッセージ検索]ウィンドウで得られた実行結果は、CSV形式で保存することができます。CSVファイルの形式については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

なお、[メッセージ検索]ウィンドウの[次へ]ボタンをクリックすることによって、さらに過去のメッセージを表示することができます。ただし、[メッセージ検索-条件指定]ダイアログボックスを閉じた場合には、[次へ]ボタンは無効になります。

ここでは、以下の項目について説明します。

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メッセージ検索のタイムアウト値を変する

運用管理サーバの以下の定義ファイルを編集することで、タイムアウト値を変更することができます。

定義ファイル:

[UNIXの場合]

/etc/opt/FJSVfwbs/etc/opmconfig2

[Windows(R)の場合]

Systemwalker Centric Managerインストールディレクトリmpwalker.dm\mpopmgr\etc\opmconfig2

編集するキー:

キー

内容

初期値

MSGREVWAITTIME

メッセージ検索ウィンドウでの検索中断時間(秒) 15 〜 1800

30

例:

MSGREVWAITTIME 30

任意のエディタでMSGREVWAITTIMEの値を編集し、ファイルを上書き保存します。

ただし、この設定は運用管理サーバでのタイムアウト値です。画面での実際のタイムアウト時間は、設定された値よりも多くなる場合があります。画面でのタイムアウト時間の目安は以下のとおりです。

画面でのタイムアウト時間の目安 = 設定された時間+α 〜 設定された時間×2+α

全オブジェクトのメッセージ検

Systemwalkerコンソールで、[操作]メニューから[メッセージの検索]を選択し、[メッセージ検索]ウィンドウを表示します。

[メッセージ検]ウィンドウでは、次のように表示されます。

日時:
メッセージが発生した日時が表示されます。
フォルダ:
メッセージが発生したノードが所属するフォルダの表示名が表示されます。Systemwalkerコンソールで選択中のツリーに、当該ノードが存在しない場合、“監視フォルダなし”と表示されます。
表示名:
メッセージが発生したノードの表示名が表示されます。
メッセージ:
メッセージテキストが表示されます。

また、[メッセージ検索]ウィンドウで[操作]メニューから[条件指定]を選択し、[条件指]ダイアログボックスを表示します。[条件指定]ダイアログボックスでメッセージの検索条件を入力した後、[実行]ボタンをクリックし、条件に一致するメッセージを[メッセージ検索]ウィンドウに表示します。

オブジェクト指定によるメッセージ検

[メッセージ検索]ウィンドウのメッセージは、選択して表示することができます。メッセージ選択の条件として、ノードを指定して検索することができます。

監視マップでノードを右クリックし、ポップアップメニューの[操作]-[メッセージの検索]を選択すると、[メッセージ検索]ウィンドウが表示されます。または、[操作]メニューから[指定オブジェクト]-[メッセージの検索]を選択して表示します。さらに、[メッセージ検索]ウィンドウで[操作]メニューから[条件指定]を選択し、[条件指定]ダイアログボックスを表示します。[条件指定]ダイアログボックスでメッセージの検索条件を入力した後、[実行]ボタンをクリックし、選択したオブジェクトで発生したメッセージの中から、検索条件に一致するメッセージを[メッセージ一覧]ウィンドウに表示します。

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Systemwalkerコンソールの監視イベント一覧には、対処が必要な重要な監視イベントが出力されます。[未対処][保留]または[調査中]のイベントのうち、イベント属性が[一般]、[返答]または[高輝度]の監視イベントが表示されます。

メッセージ一覧では、すべてのアラームイベントが表示されます。Systemwalkerコンソールで選択しているツリーに所属するノードで発生したメッセージが表示されます。最大、1000件のメッセージを表示することができます。

■メッセージ検索結果を昇順、降順に並び替える

メッセージ検索の検索結果を一覧上で、“日時”、“表示名”等でソートすることができます。検索結果一覧の“日時”、“フォルダ”等のヘッダ部をクリックすると、クリックした項目の昇順、降順で表示されます。[操作]メニューの[ソート解除]およびステータスバーの[ソート解除]ボタンを選択することで、ソート前の検索結果表示の状態に戻ります。

メッセージが複数行で表示されている状態でソートした場合、メッセージがバラバラに離れる場合があります。


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