Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) Operating Environment -
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上へ第10章 運用上の注意事項

10.4 IDカードセキュリティについて

IDカードセキュリティを使用した運用中に異常が発生した場合は、次の対処を行ってください。

現象

対処

LANの切断等、ネットワーク異常の発生後、LANの再接続等の復旧をしても、IDカードセキュリティのカードセキュリティウィンドウに「マネージャ未起動」が表示されたままとなる。

本現象が発生し、「マネージャ未起動」が解消されない場合は、運用管理クライアントをリブートします。

運用管理クライアントに“サーバとの通信が切断されました。再起動してください”が、表示される。または、“操作権チェック機能(READ)でエラーが発生しました。ERR=32”が表示される。

[カードセキュリティ]ウィンドウが起動されていないことが考えられます。運用管理クライアントで、一度ログアウト後、再ログインします。

  1. 運用管理サーバのhostsを確認し、運用管理クライアントのIPアドレスとホスト名の対応が正しいか確認します。
  2. 運用管理クライアントのエージェント起動条件記述ファイルを確認し、接続先が正しいか確認します。
  3. 1)2) を確認後、運用管理クライアントで、一度ログアウト後、再ログインします。

ハード監視制御ウィンドウからの操作時に、以下のメッセージが表示される。“IDカードへのリクエスト送信に失敗しました。ERR-CODE=1003”

ハード監視制御ウィンドウを一端終了させ、再度、起動します。

イベントログに以下のメッセージが表示される。

"トレースデータを表示します。(NAME=AgentService KIND=2 RC=-1 S_RC=2 DETAIL=10061 ST=SocketLibrary OB=ConnectToAgnt-connect )"

カードセキュリテイ・ウィンドウが起動されていないことが考えられます。

エージェントの環境設定が実施されていない場合は、実施してください。その後、Windowsをログアウトして、再ログインし、カードセキュリティ・ウィンドウを起動してください。


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