Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) Operating Environment -
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上へ第8章 グローバルサーバの監視方法・操作方法
上へ8.7 IDカードセキュリティの操作方法
上へ8.7.2 端末利用者の操作手順

8.7.2.2 操作の保護機能

操作の保護では、指定された操作(コマンドの実行・情報の表示等)に対して実行権があるかの判定を行います。

エージェントがアプリケーションからAPIを使用して操作の可否の判定要求を受け取ると、カードが入力されていない場合、カード入力を求めます。その後、カード情報・操作情報と共に操作の判定要求をマネージャに送付します。マネージャはカード情報を受け取ると登録されている操作判定テーブルを参照し、指定された操作とカード情報から操作の可否を判定し、エージェントを介してアプリケーションに返答します。

操作の保護機能を使用した場合の操作手順を以下に示します。



No.

操作手順

1

Systemwalkerコンソール、他のアプリケーション等でウィンドウ操作を行います。

2

カードセキュリティのウィンドウに“カード読み込み待機中”が表示されます。(注)

3

カードを挿入します。ICカードの場合は、続いてパスワード(PIN)を入力し、[認証]ボタンをクリックします。(注)

4

カードセキュリティのウィンドウに“利用可能”が表示されます。操作の可否判定はSystemwalkerコンソール、ユーザアプリケーション等に返答されます。

注) モータ式で既にカードが挿入されている場合、スライド式でカードがスライドされている場合や、ICカードで既に認証されている場合は、“利用可能”が表示されたままです。したがって、カードを挿入する必要はありません

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ハード監視制御ウィンドウ(PC-X)を利用する場合は、運用管理サーバの/etc/hostsにPC-Xを起動するPCのIPアドレスを定義してください。

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