Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) Operating Environment -
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上へ第5章 起動と停止
上へ5.1 IDカードセキュリティ・エージェント

5.1.2 エージェントの終了方法

エージェントの終了方法について説明します。

通常、エージェントは、ログオフまたはシャットダウン時に自動で終了します。しかし、カードリーダの故障やマネージャのトラブルにより端末保護が実施され、パソコンが使用できなくなった場合に、以下のコマンドを実行します。なお、このコマンドはAdministratorsグループに所属するユーザで、エージェントを起動している場合に有効です。Administratorsグループに所属していないユーザの場合は、一度ログオフ([Ctrl+Alt+Del]キー)し、ユーザを切り替えてからコマンドを実行してください。

(インストール用CD-ROMのtoolディレクトリ)\idcstpwd コンピュータ名 [ポート番号]
または
Systemwalker Centric Managerインストールディレクトリ\MpWalker.dm\mpidcagt\bin\idcstpwd コンピュータ名 [ポート番号]

本コマンドは、インストール用CD-ROMのtoolディレクトリ、または、インストールディレクトリ\MpWalker.dm\mpidcagt\binに格納されています。コンピュータ名には、終了させるエージェントのコンピュータ名を指定します。コマンドを実行すると、ユーザ名とパスワード入力のプロンプトが表示されます。終了させるエージェントのホスト上で、Administratorsグループに所属するユーザ名とパスワードを指定します。

今後、IDカードまたはICカードを使用した運用を行わない場合、以下のコマンドを使用すると、セキュリティウィンドウが起動されません(再度、カードセキュリティ運用する場合は、idtermコマンドを実行します)。

なお、本コマンドはAdministratorsグループに所属したユーザで実行してください。

(インストール用CD-ROMのtoolディレクトリ)\idcrmvwd
または
Systemwalker Centric Managerインストールディレクトリ\MpWalker.dm\mpidcagt\bin\idcrmvwd

本コマンドは、インストール用CD-ROMのtoolディレクトリ、または、インストールディレクトリ\MpWalker.dm\mpidcagt\binに格納されています。本コマンドを実行すると、ユーザ名とパスワード入力のプロンプトが表示されます。Administratorsグループに所属するユーザ名とパスワードを指定します。

image端末の保護機能をWindows(R) XPで使用する場合

端末の保護機能をWindows(R) XPで使用する場合、ユーザアカウントの設定にて[ようこそ画面を使用する]にチェックがされている場合は、チェックを外してください。[Ctrl+Alt+Del]でのログオフ/シャットダウンが使用できないため、idcstpwdコマンドによるエージェントの終了が実施できない場合があります。


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