Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) Operating Environment -
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上へ第4章 環境定義
上へ4.2 FNA/OSIネットワーク管理の設定
上へ4.2.5 関連製品の設定

4.2.5.1 MC/FSOCKET

■GS/Mシリーズ

MC/FSOCKETの環境定義データセットは、システムによって違います。

[OSIV/MSPおよびOSIV/F4 MSPの場合]

[OSIV/XSPの場合]

なお、以降の説明には、OSIV/MSPおよびOSIV/F4 MSPのデータセット名を記述しますので、OSIV/XSPの場合は注意してください。

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参考情報

SystemWalker/CentricMGR Agentの環境定義データセット名は以下のとおりです。

VTAM-Gのメッセージ

FNA/OSIネットワーク管理のアラーム監視の対象とするVTAM-Gのメッセージは、MC/FSOCKETの以下の環境定義体に定義されていることが必要です。

初期状態では、MC/FSOCKETの標準定義で定義されているVTAM-Gのメッセージが監視対象になります。

監視対象メッセージのカスタマイズ“アラーム監視の対象メッセージのカスタマイズ”を行う場合は、MC/FSOCKETの環境定義の変更も必要です。

COMS-Iのメッセージ

FNA/OSIネットワーク管理のアラーム監視の対象とするCOMS-Iのメッセージは、MC/FSOCKETの以下の環境定義体に定義されていることが必要です。

初期状態では、MC/FSOCKETの標準定義で定義されているCOMS-Iのメッセージが監視対象になります。

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複数行メッセージ監視行について

OSIV/MSP およびOSIV/F4 MSPのMC/FSOCKETの環境定義体(“SYS1.FSKTPRM(KKVPRM00)”)の複数行メッセージ監視行数(MLWTLINE)の見積り式を以下に示します。
複数行メッセージ監視行数=100+(最大配下資源数/5)

最大配下資源数は、1資源に対しての配下資源数の最大個所の値です。例えば、一つのPU配下のLU数です。その資源数は全ネットワークの定義中の最大個所の値とします。

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監視メッセージの追加について

MC/FSOCKETの標準定義で定義されているメッセージ以外を監視する場合は、監視メッセージ定義体でメッセージの重要度レベ(WARNING)を重要(YES)にします。

■SURE

SXOのメッセージ

FNA/OSIネットワーク管理のアラーム監視の対象とするSXOのメッセージについては、新たにMC/FSOCKETで定義する必要はありません。

ただし、MC/FSOCKETのTCP/IP連携機能の監視サーバ定義でメッセージ通知を抑止した場合は、Systemwalkerで監視できなくなりますので、注意してください。


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