Systemwalker CentricMGR 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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目次
索引

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第4章 障害を復旧する
4.1 リモートから操作する
4.1.2 リモートからPCを操作する
4.1.2.2 運用上の留意事項
■表示/ディスプレイドライバの設定関連
- Windows(R) 95、Windows(R) 98またはWindows(R) Meでは、インストールしたディスプレイドライバのパフォーマンスをスライドバーで設定することができますが、このスライドバーを「最大」以外に設定した場合は、動作が保証されません。
- 最近のWindows(R) 95、Windows(R) 98またはWindows(R) Me用ディスプレイドライバには、「Power GDI Acceleration」または「Enhanced GDI」と呼ばれるオプション設定が追加されているものがあります。この設定を有効にするとリモート操作が正常に動作しない場合がありますので、有効化しないでください。
- [画面のプロパティ]で指定するフォントサイズは、「大きいフォント」または「小さいフォント」にしてください。「カスタムフォント」を選択すると拡張ファイル転送のディスク情報の表示項目が重なって表示される場合があります。
- リモート操作をインストール済のコンピュータでディスプレイドライバを変更した場合は、リモート操作を再インストールしてください。リモート操作を再インストールしない場合、正常に動作しない場合があります。
- リモート操作動作中に、[画面のプロパティ]-[ディスプレイの詳細]タブ(または[設定]タブ、[ディスプレイの設定]タブ)の設定項目を変更することはできません。リモート操作を停止してから変更してください。
- Windows NT(R)、Windows(R) 2000、Windows Server(TM) 2003およびWindows(R) XP環境でコンピュータをVGA モード(640x480x16 色)で利用する場合、リモート操作の画面転送レスポンスが通常の場合より低下します。また、Windows NT(R)環境でCirrus Logic互換ディスプレイドライバを16色で使用する場合も、同様に画面転送レスポンスが通常の場合より低下します。
■画面転送・リモート操作関連
- 以下の画面については、画面転送およびリモート操作を行うことができません。
- フルスクリーン状態のMS-DOS画面
- Direct X対応のアプリケーション画面
- OpenGL対応のアプリケーション画面
- 動画や音声を扱うWindows(R)アプリケーション
- QuickTime Movie Player 画面
- リモート操作で、Windows(R) 95、Windows(R) 98またはWindows(R) Meのシステム再起動を行うことはできません。
- リモート操作で、[Windows]キー、[アプリケーション]キー、および[Windows]キーと他のキーの組み合わせ、[Alt+Shift+Tab]キー、および[Alt+Shift+Esc]キーによるWindows(R)の操作は行えません。[特殊キー送信]機能を利用してください。例外として、[Alt+Tab]キー、および[Alt+Esc]キーは、リモート操作可能です。
- デスクトップパソコンから、ノートブックパソコンをリモート操作すると、ノートブックパソコンがNumlockオンになる場合があります。これは、リモート操作の開始時点で、ExpertからClientにキーボードのNumlock状態を反映するためで、ExpertのデスクトップパソコンがNumlock オンの状態で使われている場合に発生します。Expertをデスクトップパソコンで運用する場合は、NumLockをオフ状態でClientとの通信を開始するようにしてください。
- リモート操作は画面転送を効率良く行うため、Windows(R)の以下の機能を一時的に停止させます。リモート操作を停止すると、これらの機能はもとどおり有効になります。
- Windows(R)には、色付きポインタ、あるいはアニメーションポインタをサポートするものがあります。リモート操作が動作中は、ポインタはモノクロに変わり、かつアニメーションしなくなります。
- Windows(R)には、画面を頻繁に更新するため、画面送信やリモート操作の性能に大きな影響があるアクティブデスクトップ機能を備えているものがあります。リモート操作では、リモート操作が起動された時点でアクティブデスクトップ機能を一時的に無効化し、リモート操作終了時に元に戻します。
- リモート操作では、参加の承認、転送の終了、エラーの発生など、ユーザの認否や確認を必要とするダイアログボックスで、ユーザが一定時間(クライアントが[Windows起動時に自動起動]を選択している場合は5秒、それ以外の場合は30秒)内に操作しないとそのダイアログボックスに自動的に応答する場合があります。これは、ユーザが一時的に離席していても、セッションを進行させるためです。
■TCP/IPネットワーク関連
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