Systemwalker CentricMGR 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第2章 監視する
上へ2.7 インターネットサーバを監視する
上へ2.7.2 WWWサーバの利用状況を監視する

2.7.2.1 Windows(R)でWWWサーバの利用状況を監視する

◆WWWサーバの利用状況の表示およびWWWサーバのセキュリティ監視を使用する場合の環境設

監視対象とするWWWサーバのポート番号の初期値は80となっています。このため、ポート番号が80以外で運用されているWWWサーバを監視する場合、以下のインターネットサーバ管理の環境設定ファイルで監視対象とするWWWサーバのポート番号(HTTPPORT)の値を変更してください。その他のパラメタは変更しないでください。

設定例を以下に示します。

◆WWWサーバのログファイル形式とログ設定の確

Netscape Enterprise ServerおよびApache以外のWWWサーバを監視対象とする場合、WWWサーバの環境設定で定義されるログファイル形式およびログ設定が、以下に示す設定内容になっているかどうか確認してください。正しく設定されていない場合、WWWサーバの監視が行われません。

InfoProvider Pro V2.0の場

Internet Information Server 3.0の場

Internet Information Server 4.0の場

Internet Information Services 5.0/6.0の場

Sun Web Server 1.0の場合

Sun Web Server のhttpd.confのlog_typeを以下のように設定します。httpd.confは、/etc/http/ディレクトリに格納されています。

対象ファイル:/etc/http/httpd.conf
log_type    "clf"

Sun Web Server 2.0の場合

Sun Web Server で監視対象とするsite.confのlog_typeおよびlog_prefixを以下のように設定します。site.confは、/var/http/sws_server/websites/default_site/conf/ディレクトリに格納されています。

対象ファイル:/var/http/sws_server/websites/default_site/conf/default_site.site.conf
log_type   clf
log_prefix    /var/http/sws_server/logs/http_log 

◆IISの環境設定時の注意事

IISの環境設定で匿名ログオンを拒否する設定を行うと、WWWサーバの利用状況表示機能およびWWWサーバのセキュリティ監視機能が正しく動作しない場合があります。WWWサーバの利用状況表示機能およびWWWサーバのセキュリティ監視機能を使用する場合は、IISの以下の設定を有効にしてください。

Internet Information Server 3.0の場

以下の手順で設定を有効にしてください。

  1. WWWサービスプロパティのサービスを選択します。
  2. パスワードの認証にある「匿名を許可」を有効にします。

Internet Information Server 4.0の場

以下の手順で設定を有効にしてください。

  1. 既定のWebサイトプロパティ(ディレクトリセキュリティ)にある匿名アクセスと認証制御の“編集”を選択します。
  2. 認証方法にある「匿名アクセスを許可する」を有効にします。

Internet Information Services 5.0/6.0の場

以下の手順で設定を有効にしてください。

  1. 既定のWebサイトプロパティ(ディレクトリセキュリティ)にある匿名アクセスおよび認証コントロールの“編集”を選択します。
  2. 認証方法にある「匿名アクセス」を有効にします。

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