Systemwalker CentricMGR 入門ガイド - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第3章 監視する
上へ3.5 アプリケーションの性能を監視する

3.5.3 アプリケーションに対するしきい値の設定

監視するアプリケーションを選択し、しきい値を設定します。

ここでは、検出した業務サーバ上のアプリケーション“job.exe”(表示名:売上計算)に対してCPU使用率のしきい値を設定する手順を説明します。

  1. 運用管理サーバで[Systemwalkerコンソール 業務監視]を起動します。
  2. [Systemwalkerコンソール 業務監視]を[業務監視−監視]ウィンドウにします。
  3. [ツリー選択]に[業務管理]を選択し、業務管理ツリーを表示します。
  4. ポリシーの設定フォルダを選択します。
    1. [ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]−[アプリケーションの監視]を選択します。
    2. [アプリケーション管理]ウィンドウの[アプリケーション管理の設定]ツリーからポリシーの設定フォルダを選択します。

      ここでは、以下のように指定します。

      • [アプリケーション監視の設定]−[しきい値監視の設定]−[アプリケーション]
    3. [ポリシー]メニューから[作成]を選択します。

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  5. ポリシーを定義します。
    1. [しきい値監視の設定(アプリケーション)]ダイアログボックスの[設定]タブを表示し、[ポリシー名]を定義します。

      ここでは、以下のように指定します。

      • [ポリシー名]:“売上管理業務−CPU使用率”

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    2. しきい値一覧から設定するしきい値の種類を選択し、ダブルクリックします。

      ここでは、以下のように指定します。

      • [しきい値一覧]:[CPU使用率]
    3. [しきい値設定(アプリケーション)]ダイアログボックスで、しきい値の詳細設定し、[OK]ボタンをクリックします。

      ここでは、以下のように指定します。

      • [以下のしきい値で監視を行う]:チェック
      • [異常検出上限]:チェック、“80”(%)
      • [警告検出上限]:チェック、“70”(%)
      • [異常検出判定基準]:“3”(回/サンプリング回数)
      • [警告検出判定基準]:“3”(回/サンプリング回数)
      • [サンプリング回数]:“5”(回)
      • [サンプリング間隔]:“180”(秒)

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  6. 配付先を設定します。
    1. [しきい値監視の設定(アプリケーション)]ダイアログボックスの[配付先]タブを表示し、[追加]ボタンをクリックします。

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    2. [ツリー選択]ダイアログボックスで、配付先のツリーを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

      ここでは、以下のように指定します。

      • [ツリー一覧]:[販売業務]

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    3. [配付先の選択]ダイアログボックスで、配付先のフォルダとアプリケーションを選択し、[追加]ボタンをクリックします。

      ここでは、以下のように指定します。

      • [フォルダ]:[売上管理]
      • [アプリケーション一覧]:[売上計算]
    4. [配付先一覧]に追加されたアプリケーションを確認し、[OK]ボタンをクリックします。

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  7. 設定を完了します。

    [しきい値監視の設定(アプリケーション)]ダイアログボックスで、[OK]ボタンをクリックします。

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  8. ポリシーを配付し、適用します。
    1. [アプリケーション管理]ウィンドウで、[ポリシー]メニューから[ポリシーの配付]を選択します。
    2. ポリシーの配付を確認するメッセージボックスが表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。

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    3. [ポリシーの配付]ダイアログボックスで、[ポリシーを適用するタイミング]と[配付の対象]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

      ここでは、以下のように指定します。

      • [ポリシーを適用するタイミング]:[すぐに適用する(配付先のサービスを再起動する)]
      • [配付の対象]:初期値

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    4. ポリシーの配付が終了したら、[アプリケーション管理]ウィンドウで[操作]メニューから[終了]を選択し、[アプリケーション管理]ウィンドウを閉じます。

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