Systemwalker CentricMGR 導入支援ガイド - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第1章 導入支援とは
上へ1.3 機能概要

1.3.4 クライアントインストール

クライアントへのインストール方法には、以下の方法があります。ここでは、それぞれの方法の特徴について説明します。

■Web方

WebサーバにSystemwalkerのCD-ROM資源を登録し、各クライアントのWebブラウザよりWebサーバに接続してインストールを行います。

WebブラウザがInternet Explorerの場合、簡単にSystemwalkerのクライアントサイレントインストールを行うことができます。クライアント上のWebブラウザでURLを指定し実行するだけで、インストールを行います。コマンド等を実行する必要もないので、簡単にインストールを行うことができます。

WebブラウザがInternet Explorer以外の場合、Webでコマンドをダウンロードして,コマンドを実行してインストールを行います。

■フロッピー方

Systemwalkerコンソールの導入支援画面でクライアントインストール用のフロッピーを作成します。クライアント上でフロッピー内のコマンドを実行します。コマンド起動後、指定したサーバにネットワーク接続してネットワークインストールを行います。

[フロッピー方式インストールの仕]

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■ログオンスクリプト方

ログオンスクリプト方式は、NTドメイン運用を行っている場合に有効です。クライアントへのインストールはログオンによって実行されます。

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NTドメインの構成

ログオンスクリプトを起動して、クライアントのインストールを行うためには、クライアントがNTドメインに参加している必要があります。

Windows NT(R)のドメインコントローラと管理ドメインの構成例を下図に示します。

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■他の製品と連携してインストールす方式

クイックリカバリマネージ

クライアントOSのインストールのためにクイックリカバリマネージャを導入している場合は、PXEを使用してインストールが可能です。

クライアントの上位サーバにSystemwalkerのCD-ROM資源とノード情報を準備します。準備する方法については、“ログオンスクリプト方式”を参照してください。

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PXEとは、WfM(Wired for Management)に準拠したネットワークブート機能のことであり、クイックリカバリマネージャは、このPXEを利用して、リモートからOS環境の復元や構築、BIOSの更新や設定変更を行うことができます。

SystemcastWizard

SystemcastWizardを使用してインストールが可能です。

クライアントの上位サーバにSystemwalkerのCD-ROM資源とノード情報を準備します。準備する方法については、“ログオンスクリプト方式”を参照してください。

後は、SystemcastWizardの手順に従ってください。手順については、SystemcastWizardのマニュアルを参照してください。


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