Systemwalker CentricMGR 入門ガイド - Solaris(TM) Operating Environment -
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目次
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第3章 監視する
Systemwalker CentricMGRをインストールすると、システムを監視できます。
本章では、Systemwalkerコンソール 業務監視を中心に、基本的な「監視する」機能や操作方法について説明します。本書で取り上げない機能や操作方法については、“Systemwalker CentricMGR 使用手引書 監視機能編”および“Systemwalker CentricMGR 導入手引書”を参照してください。
[Systemwalkerコンソール 業務監視]を使用するときの共通事項として、以下の事項について説明します。
- [Systemwalkerコンソール 業務監視]の起動
- [Systemwalkerコンソール 業務監視]の画面構成
- [Systemwalkerコンソール 業務監視]を[業務監視−監視]ウィンドウにする
- [Systemwalkerコンソール 業務監視]を[業務監視−編集]ウィンドウにする
■[Systemwalkerコンソール 業務監視]の起動
- 運用管理クライアントで[スタート]メニューから[プログラム]−[Systemwalker_CentricMGR]−[業務監視]を選択します。
[自動再接続]ダイアログボックスを表示します。
ここでは、[はい]のボタンをクリックします。

- [業務監視(自動再接続)−ログイン]ダイアログボックスを表示します。
[管理ドメイン名]を確認し、[ユーザ名]および[パスワード]を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
ここでは、以下のように確認と指定をします。
- [管理ドメイン名]:[FUJITSU]
- [ユーザ名]:“swcm”
- [パスワード]:“swcm”

■[Systemwalkerコンソール 業務監視]の画面構成
[Systemwalkerコンソール 業務監視]は、以下の5つのサブウィンドウと2つのオプションウィンドウから構成されます。
[Systemwalkerコンソール 業務監視]は、[機能選択]ボックスなどにより、[業務監視−監視]ウィンドウまたは[業務監視−編集]ウィンドウに切り換えて使用します。
なお、[業務監視−編集]ウィンドウに切り換えた場合は、オプションウィンドウや[監視イベント一覧]サブウィンドウは表示されません。
- サブウィンドウ
- ツリー選択
監視または編集するツリーの種類を選択します。ノード一覧、ノード管理、業務管理から選択します。
- ツリー
[ツリー選択]で選択された情報をツリー型式で表示します。以下の3種類のツリーが表示できます。
- ノード一覧ツリー:システムに必ず一つ存在し、ネットワークの構成情報(ノード)の構成を表すツリーです。ノードの状態を監視する時などに使用します。
- ノード管理ツリー:地区別、業務別などの目的に応じて、特定のノードの構成を表すツリーです。本書では使用しません。
- 業務管理ツリー:業務に応じて、アプリケーションやデータベース、管理者などの関係を表すツリーです。アプリケーションや業務を監視する時などに使用します。
- 監視マップ
ツリーで選択されているグループに所属するオブジェクトを表示します。マップ形式とリスト形式が選択できます。マップ形式とリスト形式は排他的に表示されます。必要に応じて[表示]メニューで切り替えて使ってください。本書では、マップ形式を使った操作を記述します。
- ナビゲーションパネル
監視マップの調整を行います。各アイコンの機能は、カーソルをアイコンに近づけると表示されます。
- 監視イベント一覧
ツリーで選択中のグループに直接所属するノード、アプリケーションなどで発生したイベントの一覧を表示します。

- オプションウィンドウ
オプションウィンドウは、[オプション]メニューから表示することができます。以下のウィンドウがあります。
- [監視イベント種別]ウィンドウ
監視イベント種別を選択するために使用します。
- [操作]ウィンドウ
[操作]メニューと同様の機能を持ちます。
■[Systemwalkerコンソール 業務監視]を[業務監視−監視]ウィンドウにする
以下のどれかの方法により、[Systemwalkerコンソール 業務監視]を[業務監視−監視]ウィンドウにすることができます。
- [機能選択]ボックスから[監視]を選択する。
- [機能選択]ボックスから[機能一覧]、ツリー選択で[監視]を選択し、[起動]ボタンをクリックする。
- [機能]メニューから[機能選択]−[監視]を選択する。
なお、[業務監視−監視]ウィンドウの起動時に初回だけ、ネットワークの構成情報(ノード)の自動検出を開始します。詳細については、“ネットワークの構成情報(ノード)の自動検出”を参照してください。
■[Systemwalkerコンソール 業務監視]を[業務監視−編集]ウィンドウにする
以下のどれかの方法により、[Systemwalkerコンソール 業務監視]を[業務監視−編集]ウィンドウにします。
- [機能選択]ボックスから[編集]を選択する。
- [機能選択]ボックスから[機能一覧]、ツリー選択で[編集]を選択し、[起動]ボタンをクリックする。
- [機能]メニューから[機能選択]−[編集]を選択する。
ここでは、以下の処理を行う方法について説明します。
ノードのイベントを監視する
ノードの稼働状況を監視する
ネットワークの性能を監視する
システムの性能を監視する
アプリケーションの性能を監視する
監視イベントを監視対象からはずす
監視イベントの対処を自動実行する
WWWブラウザで監視する
3.1 ノードのイベントを監視する
3.2 ノードの稼働状況を監視する
3.3 ネットワークの性能を監視する
3.4 システムの性能を監視する
3.5 アプリケーションの性能を監視する
3.6 監視イベントを監視対象からはずす
3.7 監視イベントの対処を自動実行する
3.8 WWWブラウザで監視する
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